進歩の著しいコンピュータ科学にはさまざまな現代的テーマがあります。
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必修科目
卒業に必ず必要な科目
選択必修科目
一、二年次の選択必修科目8科目中5科目以上を選択して修得
プレ特研A〜プレ特研Mのうちの1科目以上3科目まで選択して修得
選択科目
自由に選択可能(46単位以上修得が必要)
注:上記は概略です。厳密な説明が必要な在学生は大学配布の履修要項を見てください
プレ特研A
春期
2単位
岡田憲志
岡田特研で学生たちが過去にやってきた研究の特徴は、コンピュータの使い方にあります。
「画像、音声、センサーなどの情報を入出力し、コンピュータで制御する」をテーマに卒業研究をしています。つまりコンピュータを計算やゲームなどのように単独で働かせるのではなく、外部にある映像機器やセンサーを持った測定装置から信号をコンピュータ内に取り込み、それを処理・加工し目的にあった情報にして、再び外部にある装置やロボットを制御したり運転したりする使い方です。
この授業では、過去の特研生が開発・制作した作品を紹介して、そこに登場する画像・音声処理の方法を知りプログラムで再現します。またセンサーや電子回路などのハードウエアについても勉強します。
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プレ特研B
春期
2単位
小林聡
特別研究の予備的な内容ですが、独立した内容としても役立つような話題を選びます。その年の特別研究のテーマによって内容は変わりますが、例えば以下のような話題を考えています。
Web アプリケーション(インターネット上でサービスを提供するソフトウェア)の作り方
スクリプト言語(Ruby, Pythonなど)のプログラミング
PHP言語のプログラミング
記号処理プログラミング(数式等の処理)
大規模ソフトウェア開発の方法
GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)のプログラミング
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プレ特研C
春期
2単位
竹内富士雄
ちょっと手ぶれをして写してしまった大事な写真、これを何とか鮮明な画像に復元できるでしょうか。このような画像の復元技術は最近非常に研究が進んできて、人工衛星から送られて来る画像から地上の様子を調べるとか、X線写真から患部を見つけるとか、いろいろのことに応用されています。
このプレ特研に続く特別研究では最終目的の画像復元技術を2年間にわたり研究したいと思っていますが、その入り口であるプレ特研では、前に学習したコンピュータ画像処理の技術をさらに押し進めフーリエ変換などについて学びながらゆっくりと、実習で自分でプログラムを書きながらその基礎を学んで行きたいと思っています。
画像処理はコンピュータ応用技術の内でもCPUパワーや多大な量のメモリを必要とする分野ですが、最近のコンピュータの能力の進歩もめざましいので、結構リアルな作業ができるものと思われます。
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プレ特研D
春期
2単位
辻井芳樹
「数理ファイナンス」の基礎理論として、確定的な(確率的でない)キャッシュフローについての数理を学びます。内容は金利理論・確定利付き債券・金利の期間構造です。これらの知識から、どのプロジェクトの価値が高いか判断できます。また市場で取引されている利付き債券の価格の意味が理解できます。
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プレ特研F
春期
2単位
平井重行
平井特研で扱う2種類の内容に対し、導入的なセミナーおよび講義・演習を行います。
1つは、ユビキタス・コンピューティングなどの今後のコンピュータの利用方法に関する最新事情や研究動向について勉強します。ここでは、携帯電話やHDDビデオレコーダに代表される最新のコンピュータ機器やネットワーク機器のあり方・有効的な利用手法などについて、研究開発の論文や書籍を題材に輪講形式によるセミナーを行います。各学生は担当分の内容を熟読・理解して要約資料を作成し、他の学生に対してプレゼンテーション・発表を行います。
もう1つは、コンピュータグラフィックス(CG)やサウンドに関するプログラミングを扱います。それらの簡単な解説を講義として行った後、実際にC/C++/Javaなどの従来の言語でプログラミングを行います。ビジュアルプログラミング環境のPureDataやMax/MSPを用いてCG・サウンドを含むマルチメディア表現の処理を効率的に勉強します。
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プレ特研G
春期
2単位
三好博之
関数型プログラミング言語は、数学的な理論を背景に持つこと、およびある程度のコンピュータの能力を必要とすることから、理論上は扱いやすいがあまり実用的ではないと考えられる面がありました。しかし近年のコンピュータの能力の向上、およびソフトウェアの複雑さの増大に伴うセキュリティを確保できる開発言語の必要性から近年注目されています。
このプレ特別研究では関数型プログラミング言語が理論上美しいだけではなく、実際に「使える」言語であることを様々な実例から示してゆきたいと思います。また関数型プログラミング言語の基礎となっている理論をもとに、他の様々なプログラミング言語を統一的に理解する力も養いたいと思います。
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プレ特研H
春期
2単位
八杉満利子
アイディアは二つあります。一つはMathematicaという言語で様々な 絵を描いて、数学の不思議な現象を知ることです。もう一つはプログラムの論理的な仕組みを考えることです。
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プレ特研J
春期
2単位
安田豊
コンピュータ・ネットワークによる通信は、いまやコンピュータを利用したシステムやサービスのあらゆるところに利用されています。通信は端から端まで、すべての過程で正しくデータを到達させることで初めて成立するものですから、まずコンピュータネットワークのさまざまな局面についての理解からはじめます。
また、モニタリングやネットワークプログラミングによる各種の実験を通じて、実際に動いているネットワークを相手に理解を深めていきます。
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プレ特研K
春期
2単位
山田修司
計算幾何学
計算幾何学という数学の分野は、平面および空間内にある図形を処理するときに必要となるアルゴリズムや計算方法を研究する、実践的な分野である。それは、コンピュータでグラフィクスを扱うための有力な手段を提供する。
プレ特研では、計算幾何学の入門を行う。数学的な内容が多いが、その知識を用いてプログラミングを行いながら研究を進めることができるので、理解し易いと思われる。
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