<演習1>
2年生春 |
経営がうまくいくための仕組み(これをビジネスモデルといいます)についての理解を深めるために、グループに分かれてテキストの内容をまとめてパワーポイントで発表してもらいます。また、経営戦略やベンチャー企業経営および財務管理の知識を増やしてもらうことを目的に講義を行います。 |
<演習2>
2年生秋 |
演習1で得た知識を知恵に発展させることを目的に、実体験を通じて理解を深めます。具体的にはグループに分かれて架空の会社を経営する模擬体験ゲーム(ビジネス・ゲーム)を行います。様々な経営課題に実際に直面し、グループの仲間と解決していく過程を通じて経営の難しさと資金管理の重要性を学びます。 |
<演習3>
3年生春 |
模擬体験から実体験に移行するのが演習3です。実存する企業と協働して、企業が抱える課題を見つけ出してその解決方法までをグループで議論した上で、企業の経営層に対してプレゼンテーションを行います。平成26年度は若者向けタウン情報誌の売上部数増加のための施策を検討して経営トップや編集者に対して学生視点からの提言を行いました。平成27年度は日本酒メーカー、28年度は婦人靴製造販売会社、29年度はお菓子メーカー、30年度は小型充填機でシェアNo.1の会社、31年度は京都ローカルの百貨店を対象に研究しました。なお、企業と協働せずに好きな企業を抽出して研究することもあります。 |
<演習4>
3年生秋 |
演習1〜演習3で培われた現状分析能力、課題発見・解決能力、事業計画策定能力をさらに向上することを目的に、任意で少人数のグループを組成して、新規事業を考えるのが演習4です。ゼミ生各々の「起業家精神」をベースに、世の中に存在しない独自の新規事業を立案し、その企画および経営計画(これをビジネスプランといいます)を策定します。学外の各種団体が実施するコンテスト等への参加も視野に入れています。 |
<演習5・6>
4年生通年 |
原則として、演習3で組成したグループによるビジネスプランを精緻化し、質を高めて卒業論文へと発展させていきます。完成した卒業論文は小冊子『Vision Management』にまとめて刊行するとともに、中井ゼミすべての学年が参加する卒業論文発表会において発表します。 |