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岡田憲志
Okada Kenji |
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教授 |
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理学博士(大阪大学) |
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原子核物理学 |
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コンピュータ・アーキテクチャ、コンピュータラボ、シミュレーション、自然科学とコンピュータ、
プレ特研A、特別研究I、特別研究II−1・2 |
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核分光学特論A、核分光学特論B、核分光学研究・実験・演習I, II |
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1. First measurement of the π+π- atom lifetime, Phys. Letters B619 (2005) 50-60
2. Detection of π+π- atoms with the DIRAC spectrometer at CERN, J. Phys. G:Nucl.and Part.Phys. 30 (2004) 1924-1946
3. DIRAC:パイオニウム検出用高分解能核分光器(和訳), Nucl. Instr. and Meth. A515 (2003) 476-496
4. DIRAC実験における多重トリガーシステム(和訳), Nucl. Instr. and Meth. A491 (2002) 376-389
5. シリコンストリップ検出器:高速、リアルタイム検出用ホドスコープ(和訳), Nucl. Instr. and Meth. A487 (2002) 353-364
6. DIRAC実験(和訳), Nucl. Phys. Proc. Suppl. B96 (2001) 259-266
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1.「4次元トポロジカルカウンターの開発」
私学振興財団学術研究振興資金と科研費で開発を始めたトポロジカルトリガー装置は、2粒子間の距離など多重粒子の位置と時間情報をハードウエアだけで与え、データ取得のトリガーを発生する装置です。検出部はシンチレーティングファイバー(SCIFI)、読出し部は位置検出型光電子増倍管(PSPM)、ディジタル化回路部は開発したピークセンシング回路(PSPM )とトリガーロジック(TLC)からなっています。 現在は250ミクロンの極細ファイバーによる位置分解能のよいホドスコープを製作できるようになりました。
2.「π+π-原子の崩壊寿命測定によるQCDの検証」および「Kπ原子の崩壊寿命測定によるQCDの検証」
1.の研究で開発したトポロジカルカウンターを中心トリガー検出器とし、低エネルギー領域での量子色力学(QCD)の検証をめざすDIRAC実験が欧州原子核共同研究機構(CERN)で採択され、1999 年度から本実験が始まりました。正負2個のパイ中間子で原子を作りそれが崩壊する約一千兆分の1秒の寿命を精度良く測定する挑戦的な難しい実験です。論文の1.はππ原子の寿命を始めて実験的に測定した論文です。2007年春からは実験の第2フェーズであるπK原子の寿命測定が始まります。(http://www.cern.ch/DIRAC/)
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「画像、音声、センサー情報による外部機器の制御」
上記のテーマで、学部の学生と一緒に装置を研究開発しています。音声制御の電動車椅子、点字トレーニングシステム、モーションキャプチャによるRPGなどです。
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教育 過去の特別研究の発表スライドはここにあります。
参照URL: 岡田特研(http://okdlab2.kyoto-su.ac.jp/)
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