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A Manual for Writers of Term Papers and Theses

脚註・参考文献書式


論文やリサーチ・ペーパーの作成に必要な道具を集めました。

  1. 脚註・参考文献書式 [pdf]
      このpdfファイルで説明している脚註ならびに参考文献の書式は, 社会科学系の学術論文のスタンダードとなっているシカゴ・スタイル (『シカゴ・マニュアル』第6版,1996)に依拠して, 英語文献だけでなく邦語文献についても妥当だと思われる線で記している。 [付記:この書式は部分的に古くなっているので、近いうちに改訂します。]

      『シカゴ・マニュアル』は時代の要請に即して改訂を繰り返しているので, 学生諸君が論文を作成する際には,他者の論文や先輩の卒論の書式を真似ないで, 必ず新しい書式に従うように。 第6版以降,電子メディアの発達を考慮してウェッブサイトの引用書式が加えられたほか, 引用方法の細部にもかなりの変更がある。

    第6版には次の書評が出ている。
    Shelley M. Rinehart, review of A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations, by Kate L. Turabian, Journal of Consumer Affairs 33 (December 1999): 450-53.

  2. 『シカゴ・マニュアル』に依拠した研究者・学生向け執筆ガイドの新版(第9版)が2018年4月に出版された。タイトルは次の通り。 (2018年7月30日記す)

    Kate L. Turabian, A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations: Chicago Style for Students and Researchers (Chicago Guides to Writing, Editing, and Publishing), 9th ed., revised by Wayne C. Booth, Gregory G. Colomb, Joseph M. Williams, Joseph Bizup, William T. FitzGerald, and the University of Chicago Press Editorial Staff (Chicago: University of Chicago Press, 2018).

    シカゴ・マニュアルは二つの書式に対応している。(1)人文・社会科学で一般 に用いられている脚註+参考文献方式と(2)自然科学および一部の社会科学で 用いられている括弧註+引用文献一覧方式である。

    『シカゴ・マニュアル』は次の第17版が最新のものである。
    The Chicago Manual of Style: The Essential Guide for Writers, Editors, and Publishers, 17th ed. (Chicago: University of Chicago Press, 2017).

  3. 『シカゴ・マニュアル』に依拠した研究者・学生向け執筆ガイドの第8版が2013年4月に出版された。タイトルは次の通り。 (2013年5月10日記す)

    Kate L. Turabian, A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations: Chicago Style for Students and Researchers (Chicago Guides to Writing, Editing, and Publishing), 8th ed., revised by Wayne C. Booth, Gregory G. Colomb, Joseph M. Williams, and the University of Chicago Press Editorial Staff (Chicago: University of Chicago Press, 2013).

  4. 『シカゴ・マニュアル』に依拠した研究者・学生向け執筆ガイド、 第7版が2007年4月に出版された。 タイトルは次の通り。(2007年4月10日記す)

    Kate L. Turabian, A Manual for Writers of Term Papers, Theses, and Dissertations: Chicago Style for Students and Researchers (Chicago Guides to Writing, Editing, and Publishing), 7th ed., revised by Wayne C. Booth, Gregory G. Colomb, and Joseph M. Williams (Chicago: University of Chicago Press, 2007).

    なお,第7版から,研究の進め方に関するガイドブックが併収されている。

  5. シカゴ・スタイル以外にどのような書式があるのか?
      社会科学分野でもっとも広く採用されているのがシカゴ・スタイルであり, 文学・言語学のMLAスタイル,心理学のAPAスタイルと合わせて「御三家 (big three)」と呼ばれることもある。

       MLA (Modern Language Association)
       APA (American Psychological Association)

      これ以外にも,主要な学問分野(メジャーな学会)ごとに次のような書式があり, それぞれマニュアルなりオフィシャル・ガイドが出版されている。
      最近アスベスト問題への関心から医学文献をひもとくようになったが, それらはAMAに依拠している。とくに著者名の略し方や雑誌論文の引用方法などに シカゴ・マニュアルとの違いが少なくない。
    CSE (biological sciences); AMA (medical sciences); ACS (chemistry, mathematics, and computer science); physics, astrophysics, and astronomy; Bluebook and ALWD (law); and AAA (anthropology and ethnography).

  6. 電子メディアの引用方法 [external link]
      シカゴ・スタイルに基づく電子メディアの引用書式については, たとえば、 The Tafts Librariesのページが参考になる。

  7. 脚注のつけ方 [pdf]

  8. 脚註の具体例 [pdf]

  9. ハンドアウトの作り方

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