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自転車産業とサイクリング
の国際比較経営史




研究の経緯
  この研究は私のヴィンテージ自転車とサイクリングへの関心から始まったもので、その起源は私の小学生の時代にさかのぼります。

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シアーズのカタログから

研究論文
  1. 上野継義「わが国サイクリング史の一断面 ── 鳥山新一のサイクリング哲学とその歴史的背景 ──」『京都産業大学論集(社会科学系列)』第31号(2014年3月)

 






先行研究と関連文献
  1. L'Eroica: La storia, le strade, le bici, i personaggi. Bolis, 2012.

  2. Heine, Jan. Rene Herse: The Bikes, The Builder, The Riders. Seattle: Vintage Bicycle Press, 2012.

 






基礎知識と用語
  1. サイクリング

    わが国の「サイクリング」という言葉の用法を仔細に観察すると、この言葉の中に自転車の乗り方 までが暗に想定されていることがわかる。そもそも英語および米語のcycling、フランス語のcyclisme、 イタリア語のciclismoなどは、自転車に乗ることを意味する 最も広い言葉であり、散策や旅行や遠乗りといったレジャーやリクリエーションとしての自転車利 用だけでなく、レースへの参戦も含み、プロとアマチュアの違いも問わないし、また単なる移動手 段や荷運びの道具としての利用も含まれる。ところがわが国の「サイクリング」はもっぱらリクリ エーションとしての利用だけを意味し、むしろレースではないということを強調するときに好んで この言葉が用いられたりする。たとえば、「明日のツーリングは、レースじゃないですよ、のんび りサイクリングですよ」という具合である。同様のことは、関連語cyclistにも見られ、わが国で 「サイクリスト」とは素人の意であり、「競輪選手」や「プロ・レーサー」ではないとの含意が ある。さらに「サイクリング」の語は、素人サイクリストによる「のんびり走行」の代名詞であり、 走り方までがその語彙の一部となっている。具体例を挙げるなら、素人がリクリエーションで自転車 に乗っていたとしても、もしもクラブ仲間でタイムを競う場合、第三者に「サイクリング」といわれ たなら心外に思うはずであり、「レース」とか「タイム・トライアル」と言い換えることであろう。





関連サイト
  1. Bicycle Quarterly Press

  2. 日本自転車文化協会

  3. Disraeli Gears: A derailleur collection

  4. Classic Lightweights UK

  5. 日本自転車史研究会







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