損害賠償請求控訴・同附帯控訴事件
東京高裁 昭和49、50年(ネ)第1773号、第1143号
昭和61年3月19日判決
(控訴人・附帯被控訴人)家永三郎
(被控訴人・附帯控訴人)国
代理人 大藤敏 長島裕 中島重幸 橘田博 村松俊夫 秋山昭八 石原豊昭 鈴木稔平井二郎 ほか6名
■ 主 文
■ 事 実
■ 第一 当事者の申立
一 控訴人・附帯被控訴人
二 被控訴人・附帯控訴人
■第二 当事者の主張
一 控訴人
別添(一)教科書検定制度の憲法・教育基本法違反
同(二)本件検定処分の適用違憲性
同(三)本件検定処分における検定権限濫用の違法
同(四)被控訴人の損害賠償義務
同(五)の1、2本件各検定処分における個別箇所の原稿記述の内容、検定意見、検定経過等
二 被控訴人
別添(六)教科書検定制度の概要、法的性格、合憲性・適法性
同(七)本件各検定の適法性
同(八)本件各検定における申請原稿の欠陥とその具体的理由
同(九)別添(五)の一について
■第三 証拠関係
■ 理 由
■ 第一 教科書検定制度と本件各検定処分に至る経緯
一 控訴人の経歴及びその著作
二 本件各検定処分に至る経緯
三 教科書検定制度の沿革
■第二 現行教科書検定制度の概要
一 教科書の意義
二 教科書検定の権限
三 教科書検定の組織
四 本件各検定処分当時の検定基準
五 教科書検定の手続と運営
■第三 本件各検定の経過
一 昭和37年度検定について
二 昭和38年度検定について
■第四 教科書検定制度の違憲違法性
一 教育の自由・自主性違反の主張について
二 憲法第21条違反の主張について
三 憲法第23条違反の主張について
四 法治主義・憲法第31条違反の主張について
五 結語
■第五 本件検定処分における適用違憲の主張について
■第六 本件検定処分における検定権限濫用の違法
一 控訴人の主張の要旨
二 当裁判所の総論判断
三 昭和37年度検定における裁量権濫用の違法
1 教科書検定法令に内在する裁量限界踰越の違法
(一)「正確性」における裁量権濫用の主張について
(二)「内容の選択」における裁量権濫用の主張について
(三)「組織・配列・分量」における裁量権濫用の主
張について
(四)「表記・表現」における裁量権濫用の主張について
(五)「内容の程度等」「使用上の便宜等」及び「造
本」における裁量権濫用の主張について
2 平等原則から導かれる裁量限界踰越の違法(その1平等原則違反)の主張について
3 平等原則から導かれる裁量限界踰越の違法(その2行政行為の一貫性違反)の主張について
四 昭和38年度検定における裁量権濫用の違法の主張
について
五 結語
■第七 結論
別紙 訴訟代理人目録(一)(控訴人)
訴訟代理人目録(二)(被控訴人)
指定代理人目録(被控訴人)
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