ようこそ、植物生理学研究室(本橋研究室)へ

 植物の大きな特徴のひとつに光合成があります。高等植物の光合成は葉緑体と呼ばれる複数の膜系からなる形態的にも複雑なオルガネラで進行し、CO2固定が行われています。光合成は植物にとって非常に重要な機能であるため、様々な制御機構を備えています。私たちは、植物葉緑体における機能制御に興味を持ち、研究を進めています。 

 興味のある方は、「研究内容」、または「大学プレスリリース」をご覧ください。

8. 変動する光のもとで、強すぎる光から光合成タンパク質を保護する仕組み〜活性調節因子チオレドキシンの新たな役割の発見〜
7. 植物の光合成電子伝達におけるフェレドキシンを起点とする電子分配の一端を解明
6. 生命科学研究科の村井 亮太さんと生命科学部 本橋 健 教授らのグループが、光合成機能調節に関与すると考えられるCBSXの機能を再評価
5. 光合成のオンオフを切り替えるチオレドキシンによる新たな光合成の制御機構を解明
4. 植物の光合成誘導に働く重要な制御メカニズムを、シロイヌナズナ変異体を用いて明らかにしました
3. シアンLEDを使用した安全、かつ安価なDNAアガロースゲル検出システムを生命科学部の本橋 健 教授が開発
2. 生命科学部 本橋 健 教授がPCRクローニングを効率的に行うための新しいベクターを開発しました
1. 本橋健教授と桶川友季研究助教の植物光合成に関する研究が英国科学誌「The Plant Journal」に掲載
 ▼研究内容に興味のある方はご連絡ください。学部生・大学院生を募集しています。

News

 2023. 9.22  3年生3名が研究室の活動(特別研究1)に加わりました。
 2023.8.22  研究成果をPlant Physiologyに発表しました。x-,y-型チオレドキシンが変動光条件下で光化学系Iの保護に寄与することを発見しました。岡山大学 桶川さんとの共同研究です。
 2023. 3.19  4年生4名が卒業しました。この学年は2年生からコロナ禍となり、いろいろ制約のある中での大学生活でした。大学院生、社会人など人により進路は様々ですが、ここでの経験を社会の発展に役立ててください。
 2023. 2.21  生命科学部1期生3名が卒業研究発表会で発表を行いました。
 2022. 9.22  3年生5名が研究室の活動(特別研究1)に加わりました。
 2022. 3.24  研究成果をJournal of Plant Researchに発表しました。チオレドキシンのf型、m型の機能的な違いを調べた研究です。
 2022. 3.20  4年生3名が卒業しました。コロナ禍で研究室に入り、卒業まで様々な制約のなかでの研究室活動でした。社会で活躍することを期待しています。
 2022. 2.25  4年生3名が、卒業研究発表会で1年半の成果を発表しました。今年度は、初めて学部全体で卒業研究発表会を行いました。
 2021.10. 8  研究成果をPlant and Cell Physiologyに発表しました。チオレドキシンシステムのひとつであるNTRC経路と、PGR5依存循環的電子伝達経路のバランスが光合成反応に対して重要な働きをすることを示した研究です。
 2021. 9.30  3年生4名が研究室の活動(特別研究1)に加わりました。
 2021. 3.31  研究室を長い間支えてくれた桶川さんが、異動になりました。ありがとうございました。新しいラボでも活躍することを期待しています。
 2021. 3.21  4年生4名が卒業しました。コロナ禍であるにも関わらず、4名ともしっかりと研究を進めてくれました。この経験を活かして社会人としても大きく飛躍して欲しいと思います。みんな、頑張れ!
 2021. 2.26  4年生4名が、生命資源環境学科の卒業研究発表会で発表を行いました。
 2021. 2.16  大学院生(研究当時)の村井さんの研究成果が、Frontiers in Plant Scienceに掲載されました。葉緑体チオレドキシンの制御因子候補CBSXに関する研究です。
 2021. 1.12  東京工業大学増田研究室との共同研究の成果が、iScienceに掲載されました。光化学系I周辺の電子伝達を制御する新しい鉄硫黄タンパク質についての研究です。
 2020.12.18  実験医学 2021年1月号 (vol.39, No1)の「クローズアップ実験法」に解説記事が掲載されました。「安全で安価なDNAアガロースゲル電気泳動検出システム」についての記事です。
 2020.10.15  生命科学部木村研究室との共同研究の成果が、Plantsに掲載されました。半水性植物Rorippa aquaticaの再生能に関する研究です。光合成測定で協力しました。
 2020.10.10  研究成果をThe Plant Cellに発表しました。m型チオレドキシンが、PGR5依存の光化学系Iサイクリック電子伝達を直接的に制御することを示した研究です。
 2020. 9.24  3年生(基礎特別研究生)の3名が研究室に参加しました。 
 2020. 9.19  日本植物学会第84回大会(オンライン)で、桶川さんが研究成果を発表しました。
 2020. 9.16  第93回日本生化学会大会(オンライン)で、本橋が研究成果を発表しました。
 2020. 9.11  研究成果をPlant Physiologyに発表しました。光合成誘導期に働くf型チオレドキシンとPGR5依存サイクリック電子伝達の制御メカニズムに関する論文です。
 2020. 7.11  東京工業大学久堀研究室との共同研究の成果が、Biochim. Biophys. Act - Bioenergetics に掲載されました。チオレドキシンによる葉緑体ATP合成酵素の還元メカニズムに関する研究です。
 2020. 5.25  研究成果をMethods and Protocolsに発表しました。96穴PCRプレート用簡易手動遠心機の作成法に関する論文です。
 2020. 3.21  4年生4名が卒業しました。コロナウィルス流行のため式は行われず残念でした。このような状況ですが、皆さんの学んだことは変わりません。研究室での経験を活かし、それぞれの道で活躍してください。
 2020. 2.28  4年生4名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。中倉さんが優秀発表賞、中田さん、田淵さんが優良発表賞を受賞しました。
 2019.11.20  RIIS International Symposium, Photosynthesis Research for the Future (2019.11.20 at Okayama University)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2019.10.18  実験医学 2019年11月号 (vol.37, No18)の「クローズアップ実験法」に解説記事が掲載されました。PCRクローニング用の高効率ベクターについての記事です。
 2019.10. 3  日米二国間セミナーで、桶川友季さんが研究成果をポスター発表しました。
 2019. 9.27  3年生(基礎特別研究生)の4名が研究室に参加しました。 
 2019. 9.20  第92回日本生化学会大会(横浜)で、本橋が研究成果を発表しました。
 2019. 9.10  研究成果をPLOS ONEに発表しました。DNAアガロースゲルを高感度に検出する安価なシステムについての研究です。
 2019. 8.26  本橋研究室@京都産業大学 Twitter始めました。フォローをお願いいたします。
 2019. 5.27  第10回日本光合成学会年会およびシンポジウムが、京都産業大学むすびわざ館を会場として、5月25-26日の2日間開催されました。当日は、約200名の研究者が参加し、研究発表と熱心なディスカッションが行われました。
 2019. 4.23  研究成果をScientific Reportsに発表しました。効率の高いPCRクローニング用ベクターの開発に関する研究です。これらのベクターは、Addgeneより入手できます。
 2019. 4. 1  公益財団法人発酵研究所の研究助成に採択されました。
 2019. 4. 1  今日から京都産業大学に生命科学部が発足しました。本橋研究室は、生命科学部先端生命科学科所属となります。
 2019. 3.16  4回生2名が卒業しました。皆さん、研究室の経験を活かして、それぞれの道で飛躍してください。
 2019. 3.14  第60回日本植物生理学会(名古屋)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2019. 2.22  4回生2名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。
 2018.11. 8  International Symposium on Photosynthesis and Chloroplast Biogenesis 2018
(岡山県倉敷市)で、桶川さんがポスターで成果を発表しました。
 2018. 9.28  αステーション FM京都 CHUMMY TRAIN 谷口キヨコ 「Dream Challenge」に生出演しました。
 2018. 9.25  日本-フィンランド二国間セミナーで、桶川友季さんが研究成果をポスター発表しました。
 2018. 9.20  3回生(基礎特別研究生)の4名が研究室に参加しました。 
 2018. 6.20  化学と生物 2018年7月号 (vol.56, No7)に、解説記事が掲載されました。植物におけるレドックス制御機構に関する記事です。
 2018. 5.26  第9回日本光合成学会年会(仙台)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2018. 3.29  第59回日本植物生理学会(札幌)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2018. 3.17  修士1名、4回生3名が卒業しました。皆さん、研究室の経験を活かして、それぞれの道でがんばってください。
 2018. 2.23  4回生3名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。
 2018. 2.19  研究成果をScientific Reportsに発表しました。北米原産半水性植物の比較トランスクリプトーム解析の研究です。この研究は、京都産業大木村研究室との共同研究です。
 2018. 2.13  基礎生物学研究所の高橋俊一先生をお招きして、「バイオフォーラム」で講演をしていただきました。 
 2018. 2. 7.  修士2回生1名が、修士論文公聴会で発表を行いました。
 2018. 1.25  生物工学会誌 2018年1月号 (vol.96, No1)の「続・生物工学基礎講座-バイオよもやま話-」に、解説記事が掲載されました。SLiCE法を含むseamless DNA cloning法に関する記事です。
 2017.12. 6  Conbio2017(第90回日本生化学会大会・第40回日本分子生物学会年会)(神戸)で、本橋が研究成果を発表しました。 
 2017. 9.25  第47回植物バイテクシンポジウム「植物生命科学の新展開」で、桶川友季さんが研究成果を講演しました。
 2017. 9.19  3回生(基礎特別研究生)の3名が研究室に参加しました。 
 2017. 7. 1  簡便かつ超低コストなSLiCE法(シームレスクローニング)について、多くの方々から質問をいただいています。そのうち、代表的な質問を"SLiCE FAQ"としてまとめました。
 2017. 3.19  修士2名、4回生3名が卒業しました。賑やかな人たちだったので研究室が少し寂しくなるかもしれません。皆さん、それぞれの道で夢の実現に向けてがんばってください。 
 2017. 3.18  第58回日本植物生理学会(鹿児島)で、桶川友季さんと本橋が研究成果を発表しました。
 2017. 2.24  4回生3名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。岡田絵里さんが優秀発表賞を受賞しました。
 2017. 2. 9  修士2回生2名が、修士論文公聴会で発表を行いました。
 2017. 1.26  研究成果をBiochemistry and Biophysics Reportsに発表しました。SLiCE法をはじめとする精製酵素を使用しないseamless DNA cloning法の効率を比較した研究です。
 2016.11.18  関西学院大学の研究セミナーで研究成果を講演しました。
 2016.10. 6  研究成果をMethods in Molecular Biologyに発表しました。SLiCE法、およびSLiCE法をsite-directed mutagenesisに応用したSLiP法についての研究です。
 2016. 9.14  3回生(基礎特別研究生)の3名が研究室に参加しました。
 2016. 8.19  実験医学 2016年9月号 (vol.34, No14)の「クローズアップ実験法」に、解説記事が掲載されました。精製酵素をいっさい使用しないseamless DNA cloningであるSLiCE法に関する記事です。
 2016. 8. 9  The 17th International Congress on Photosynthesis Research(国際光合成会議,オランダ;マーストリヒト)で葉緑体チオレドキシンに関する研究成果を発表しました。本橋は招待講演を行い、桶川さんはポスターで成果を発表しました。
 2016. 4.11  佐藤望さんが、研究補助員として研究室に参加しました。
 2016. 3.19  4回生5名が卒業しました。大学院、教員、社会人、それぞれの道で夢の実現に向けてがんばってください。
 2016. 3.18  第57回日本植物生理学会(盛岡)で、桶川友季さんと本橋が研究成果を発表しました。
 2016. 2.26  4回生5名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。村井亮太さんが最優秀発表賞を受賞しました。
 2016. 1. 8  研究成果をProtein Expression and Purification に発表しました。葉緑体フェレドキシン-チオレドキシン還元酵素を用いた光依存的チオドレドキシン還元アッセイシステムに関する研究です。
 2015.12. 1  第88回日本生化学会大会および第38回日本分子生物学会年会(神戸)で、桶川友季さんと本橋が研究成果を発表しました。
 2015.10.19  研究成果をProtein Expression and Purification に発表しました。Preparative disk gel 電気泳動を用いたタンパク質精製法に関する研究です。
 2015.10.15  研究成果をThe Plant Journal に発表しました。シロイヌナズナ葉緑体チオレドキシン変異体の解析に関する研究です。
 2015. 9.16  3回生(基礎特別研究生)の3名が研究室に参加しました。
 2015. 9.11  研究成果をBiochemistry and Biophysics Reportsに発表しました。簡便かつ低コストなseamless DNA cloning法に関する研究です。
 2015. 6.29  研究成果をAnalytical Biochemistryに発表しました。簡便かつ便利なseamless DNA cloning法に関する研究です。
 2015. 6. 3  研究成果をBMC Biotechnologyに発表しました。大腸菌抽出液を用いた簡便かつ高効率なseamless DNA cloning法とその応用に関する研究です。Technical tipsでこの方法を解説しています。
 2015. 5.22  第6回日本光合成学会年会(岡山)で、本橋と桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2015. 3.21  4回生4名が卒業しました。1名が大学院、3名が社会人として、それぞれの道へ進みます。それぞれの夢を実現できることを願っています。
 2015. 3.17  第56回日本植物生理学会(東京)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2015. 3. 2  4回生4名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。
 2014.10.16  第87回日本生化学会大会(京都)で、本橋と桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2014. 9.24  3回生(基礎特別研究生)の5名が研究室に参加しました。
 2014. 7.10  研究成果をProtein Expression and Purificationに発表しました。葉緑体チオレドキシンのin vitroアッセイ系に関する研究です。
 2014. 5.30  第5回日本光合成学会年会(奈良)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2014. 3.22  研究室初の4回生3名が卒業しました。1名が大学院へ、1名が他大学院へ、もう1名が就職と、それぞれの道へ進みます。大きく飛躍することを期待します。
 2014. 3.20  第55回日本植物生理学会(富山)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2014. 2.28  4回生3名が、生命資源環境学科卒業研究発表会で発表を行いました。奥島輝也さんが優秀発表賞を受賞しました。
 2013. 9.19  3回生(基礎特別研究生)の4名が研究室に参加しました。
 2013. 9.12  第86回日本生化学会大会(横浜)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2013. 5.31  第4回日本光合成学会年会(名古屋)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2013. 5.17  平成25年度学術研究振興資金贈呈式に出席しました。
 2013. 3.23  第54回日本植物生理学会(岡山)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2013. 2.26  研究成果をPlant and Cell Physiolgyに発表しました。高等植物ミトコンドリアのチオレドキシン標的タンパク質を網羅的にプロテオミクス解析した研究です。
 2012.12.15  第85回日本生化学会大会(福岡)で、桶川友季さんが研究成果を発表しました。
 2012. 9.20  3回生(基礎特別研究生)の3名が研究室に参加しました。
 2012. 2.29  ホームページを開設しました

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