日本キリスト教海外医療協力会 (JOCS) について
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今から30年以上も前のネパールの奥深い山村での出来事です。
ひとりの青年が,病をえて動けなくなったおばあさんを道端に見つけ,JO
CSの医師のいる山の上のタンセン病院まで背負ってきてくれました。そ
の青年の話しを聞けば,山を7つ,谷を7つ越え,5日間かけてやってき
たというのです。
岩村昇医師はその労に報いようと,お金を差し出したところ,青年は「サン
ガイ・ジウネ・コラギ」とだけ言い残して,いま来た道を帰っていきまし
た。「私はみんなで生きるためにしたまでです」という青年のこの一言が,
岩村のその後の人生を方向づけ,ひいてはJOCSの基本姿勢となりまし
た。 以来JOCSは,東南アジアの人々が自分たちの手で健康が守られるように との願いと,私たち自身が「ともに生きる」ことを学ぶべく,草の根の保 健医療活動に従事してまいりました。この写真展では,これまでに出会っ たアジアの人々を紹介し,合わせてJOCSの活動の一端をお伝えしたい と思います。
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1.アンコール・トム 今こうしてペンを持っていても一体何を書いてよいのやら。筆舌に尽くし難いなどという表現が安易に聞こえてしまうような。――取材手帳より
2.自然の力
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Ta Prohm, Angkor
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3.ナーガの参道 19世紀にアンコール・ワットを発見したアンリ・ムオ曰く。「この寺を見ていると魂はつぶれ,創造力は絶する。ただ眺め,賛嘆し,頭の下がるのを覚えるのみで,言葉さえ口にでない。」
4.やし並木
5.国会議事堂
6.パステル・カラー
7.れんがわり
8.吟遊詩人
9.THIS IS DHAKA
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