ちびくろサンボ情報(新着情報)
  • 『社会保険』2001年9月号に書評 (2001.10.13更新)

  • 代用語の基礎知識』2000年版に『…よみがえれ』と絵本の紹介 (2000.11.22登録)

     旧聞に属することではありますが、『現代用語の基礎知識』2000年版1080ページに、「ちびくろサンボ」復活の項目があり、好意的に紹介していただいております。
  • 『教育社会学研究』に『…よみがえれ』の書評 (2000.10.31登録)

     筆者は、四国学院大学の佐野通夫氏です。「著者が266ページも費やして言っていることは、目をつぶれば差別なんて見えませんよ、というだけの話です。」だそうです。
  • 『部落解放史ふくおか』に『…よみがえれ』の書評 (2000.10.7登録)

     やや古い話題ですが、部落解放同盟福岡県連と友好関係のある研究会の雑誌『部落解放史ふくおか』97号(2000.3)に、かとう・よういち氏による「本の紹介・『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』」が掲載されました。(半年も前の話で、気づくのが遅くてすみません)

  • しまった!カウントダウン (2000.6.9登録)

    『ちびくろサンボ』復活1周年を記念して、6月3日にカウントダウン、サンクス・キャンペーンとかかなにかをやろうと以前に考えていたのですが、雑事にまぎれて、すっかり忘れていました。いつのまにかすぎちゃった。とほほ。けっして、寝ていたわけではないのですが (-_-)zzz コラコラ、ねとるやないか。
     とにかく応援してくださった多くみなさん、ご声援ありがとうございました。(^_^)/~ コンゴトモ、ヨロシク
  • 『ぐりとぐら』(1963年刊)は、サンボがお手本 (2000.5.19登録)

    『朝日新聞』2000年4月27日(夕)に掲載された「主役を語ろう―作者たちに聞く」シリーズで、子どもたちに長らく読みつがれてきている『ぐりとぐら』の作者中川李枝子さんは、次のように語っておられます。そうなんですよね。『ちびくろサンボ』は、当時から現在まで、日本ではこういうふうに読まれてきているんですよね。そこを抜きにして絶版を語ってはいけない。なお、『MOE』1998年6月号(白泉社)にも、「中川李枝子 『ぐりとぐら』の作者が語るカステラと子ども」という記事があり、こちらは更に詳しく楽しい記事です。
当時、私は無認可の保育園に勤めていました。園長先生のほかに保母は私だけ。無我夢中で子どもたちの相手をしていました。そのころ園では、明けても暮れても『ちびくろ・さんぼ』を読まされていました。ある日、ちびくろ・さんぼが食べたようなホットケーキを焼こうと、園長先生が電熱器とフライパンを持っていらして。一枚を何人もで分けて食べたんですが、みんな大喜び! その笑顔を見て、「私も『ちびくろ・さんぼ』に負けない、もっともっとおいしいものをごちそうしたい」と思ったんです。それで『ぐりとぐら』ではカステラを作ることになったわけ(笑い)。」
  • 『痛み』の絶対化は対話を閉ざす (2000.2.18登録)

     「『痛み』の絶対化は対話を閉ざす」(『週刊金曜日』2/4)をアップしました。
  • 『週刊金曜日』301号で反論 (2000.1.28登録)

     『週刊金曜日』301号(2000.2.4)に「『痛み』の絶対化は対話を閉ざす―丸子王児氏の『ちびくろサンボ』批判に答える」と題する反批判を寄稿しました。特に、新しいことを書いているわけではありませんが。
  • 『朝日新聞』書評欄で中野翠 (2000.2.5登録)

     旧聞に属することですが、『朝日新聞』1999.12.19付の書評欄で、中野翠さんが書評委員の選んだ1999年の3冊に『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』を選んで下さいました。ありがとう。
  • MBSナウで放映されました (2000.1.28登録)

     毎日放送「MBSナウ」で『ちびくろサンボ』特集がありました。単なる両論併記ではなく、制作者のポリシーがある番組でした。ニュース番組の中で11分の特集というのは、なかなか気合いがはいっています。インド、スーダン、アメリカの女性(3人とも有色人種)がインタビューに答えていて、興味深かったです。 『ちびくろサンボ』は「面白い」と。私は、講義が終わった直後だったので、疲れたボロボロの姿で出てましたね。トホホ。有田さんも、なんか元気がないですねぇ。どうしたんでしょう?
  • MBSナウ、一日延期! (2000.1.27登録)

     1月27日(木)午後6時30分より放映予定だった「ちびくろサンボ」が、明日28日(金)に延期になりました。何か、大事件でも起こったのでしょうか? とりあえず、お知らせします。
  • MBSナウで放映予定 (2000.1.25登録)

     毎日放送で夕方に放映されている「MBSナウ」という番組がありますが、きたる1月27日に『ちびくろサンボ』特集があるそうです。関西方面の人は見ましょう。中味は、全然知りませんが、面白いことを期待しています。
  • 『京都新聞』1999年12月4日号(2000.1.20登録)

     『京都新聞』1999年12月4日号に「ちびくろサンボ復刻」と題して、対論のような形式で、黒人差別をなくす会有田利二副会長と、私のインタビュー記事が載りました。1ページの半分より大きい、特大の記事です。毎度、同じ顔の二人です。^^;)
  • 『本の雑誌』2000年1月号「1999年度私のベスト3」(1999.12.10登録)

     『本の雑誌』2000年1月号に掲載の「1999年度私のベスト3」で、斎藤美奈子さんは『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』を1番に選んでくださいました。ありがとう。
  • 『CAT』2000年1月号に「サンボ」関係記事(2000.1.5登録)

    『CAT』(アルク社)2000年1月号16-17ページに八巻由利子氏による「サンボ」関係の記事がありました。
  • 『毎日新聞』1999年12月26日号に英語版レプリカの書評(2000.1.5登録)

    『毎日新聞』1999年12月26日号の書評コーナーに、英語版レプリカの書評がのりました。
  • 『週刊金曜日』11月12日号に論評がでました。(^_^)/ (1999.11.20登録)

     『週刊金曜日』11月12日号(通巻291号、54-55ページ)に丸子王児(まろこ・おうじ)氏による「復刊された『ちびくろサンボ』−“かわいい”が歪める先入観」と題する論評がでました。非好意的ではあるが、ともかく反権力・人権・福祉の砦=『週刊金曜日』でとりあげてくれてありがとう。乾杯しとこか。
    ( ^_^)/□☆□\(^_^ ) カンパーイ
     
    しかし、どうも丸子氏は、肝心の『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』は読んでないみたいですね。なにせ、私が同書の244-248ページで「ちびくろ救援隊Tシャツ事件」を紹介しているのに気づかないまま、「『ちびくろ』の名称をつけたボランティア団体」について書いてるんやからね。『…よみがえれ』で書いたように、あの事件は、丸子氏の紹介とはちがって、「サンボ」という名称が主要な問題なのではなく、ちびくろ救援隊のTシャツに描かれていた震災被災者の象徴が、鎖につながれた黒人奴隷に見えるという点が大きなポイントなんですからね。
     絵本と同時発売の『…よみがえれ』をまともに読まずに文章を書く丸子氏が、「88年、『サンボ』が抗議を受けたとき、岩波書店など20数社の出版社がただちに絶版を決め、灘本助教授も指摘するように、その背後にある日本の差別問題の根源に迫る努力を怠った。今回も本来なら、復刊を云々する前にその点について、十分な議論がなされるべきだったのだ。」なんて説教ですか。学生のレポートやったら書き直しですよ、丸子さん。
  • 『The Story of Little Black Sambo』英語版完全復刻ができました。 (1999.10.26登録)

    『The Story of Little Black Sambo』英語版完全復刻版がやっとできました。値段は、3500円と超高価に思えるかもしれませんが、日本語版よりさらに印刷精度をあげたのと、表紙をクロス貼りにするなど、本物そっくりに作るため、またマンビキなどの被害で書店さんに迷惑がかからないように、箱に入れて大きくするなど、もろもろの理由で高価になってしまいました。それでも、なおレプリカを手元においてかわいがってやろうという究極のサンボ・ファンのみお買い求めください。
  • 『毎日新聞』9/27、10/3 (1999.10.7登録)

     『毎日新聞』9/27、10/3で、『…よみがえれ』と『ちびくろさんぼのおはなし』が紹介されました。
  • 『図書館雑誌』9月号 (1999.10.7登録)

     日本図書館協会機関誌『図書館雑誌』1999年9月号に、奧角文子さんによる『…よみがえれ』と『ちびくろさんぼのおはなし』の紹介記事がでました。
  • 『Vinta』10月号 (1999.9.14登録)

     学研の高校生向け受験雑誌『Vinta』10月号(通巻2号、POTATO10月号別冊)で、『…よみがえれ』と『ちびくろさんぼのおはなし』が紹介されました。
  • 『朝日新聞』京都版8/13 (1999.8.27登録)

     『朝日新聞』8/13日号「21世紀の知」で、私の研究がインタビューで紹介され、「サンボ」のこともでてきます。
  • 『スタジオ・ボイス』9月号に紹介 (1999.8.10登録)

     『スタジオ・ボイス』9月号に『…よみがえれ』と絵本の好意的書評がのりました。
  • 『週刊朝日』8/13に紹介 (1999.8.4登録)

     『週刊朝日』8/13に『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』の好意的書評がのりました。絵本『ちびくろさんぼのおはなし』ばかりが紹介されて、『…よみがえれ』の扱いが軽いことに不満であった私としては、おおいに気をよくしています。ただ、丁寧に話したことを1ページにまとめると、表現がけっこうエゲツナイ感じになりますねぇ。まぁ、しかたがないですけど。
  • 『Men’s Walker』7/6に紹介 (1999.7.29登録)

    『Men’s Walker』(角川書店)7/6に好意的書評がのりました。
  • 『おさなご』7・8月合併号に紹介 (1999.7.29登録)

    長野県私立幼稚園協会『おさなご』7・8月合併号に好意的書評がのりました。
  • 『中日新聞』7/17夕刊に紹介 (1999.7.29登録、8.27訂正=書名を間違っていました。^^;)

     『中日新聞』7/17夕刊に「癒しの絵本売れてます」として、『葉っぱのフレディ』『たれぱんだ』などとともに、『ちびくろさんぼのおはなし』が紹介されました。しかし、『葉っぱのフレディ』35万部、『たれぱんだ』24万部か。サンボは8万部。しかし、超ロングセラーだから、20年あれば、抜けるでしょう。^^;
  • 『毎日新聞』京都版に人物紹介 (1999.7.28登録)

     『毎日新聞』京都版7月18日号に「絶版の『ちびくろサンボ』のオリジナル版を出版した京都産業大学助教授」として人物紹介の記事がでました。
  • 解放出版社で平積み販売 (1999.7.16登録)

     やや旧聞に属することではありますが、先々週の7月9日に、用事で部落解放同盟中央本部のある大阪の部落解放センターにいったついでに、そこにある解放出版社の本の売場にいきましたら、なんと『ちびくろさんぼのおなはし』と『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』が仲良く平積みで並んでいました。ありがたき幸せ。
  • 『産経新聞』7/10付に書評がでました。 (1999.7.16登録)

    『産経新聞』7/10付に書評がでました。結構、大きい記事です。文化部江原和雄さんの署名記事。
  • 『毎日新聞』6/30夕刊の1面を飾りました (1999.7.1登録)

     『毎日新聞』6月30日付夕刊(関西方面)の1面を大きく飾りました。黒人差別をなくす会の有田利二さんと私の写真が仲良く載っています。^^;) 報道によれば、有田さんは径書房と私に抗議文を送ってくださる予定だそうです。黙殺するんではないと知って、安心しました。有田さん、わざわざ配達証明郵便にしなくてもだいじょうぶですよ。ちゃんと、返事しますから。^^) それにしても、会長は奥さんの喜美子さんなんですから、たまには彼女がコメントしたらどうでしょう。単に「私たちは女性差別をしていませんよ」というポーズをとりたいだけの形式的会長就任なら、議論を混乱させるだけでしょう。
  • 『週刊文春』『奈良新聞』に書評 (1999.7.1登録)

     『週刊文春』7/8号(7/1発売)153ページに山口文憲氏により『…のおはなし』の紹介が、そして『奈良新聞』6/27に『…よみがえれ』の書評がのりました。どちらも好意的紹介です。ありがとう。
  • 書店に『ちびくろサンボ』コーナー (1999.6.28登録)

     すこし、見回ったところ、大型書店で『ちびくろサンボ』コーナーを作っているところが、かなりあるようです。京都駅にあるアバンティのブックセンターでは、「おかえりサンボ」といううれしいキャッチフレーズで、サンボ関係の本がにぎにぎしくならべてありますし、四条のジュンク堂でも、凝った手作りポップでサンボ関係の本が置いてありました。
  • 各書店で善戦 (1999.6.28登録)

     図書流通の業界紙『新文化』6/24付によれば、紀伊國屋書店梅田本店で『…のおはなし』がフィクション部門で6位、八重洲ブックセンター本店で(6/7-6/12)新刊・文芸部門で17位、児童書など部門で3位と健闘中です。
  • NHK「クローズアップ現代」で放映されました (1999.6.18登録、6.24修正)

     きのう(6/17)、NHKのテレビ番組「クローズアップ現代」で「絵本ちびくろサンボ論争」が放映されました。6/3の『朝日新聞』報道でサンボ復刊を知ってから、わずか2週間で(実質はもっと短い)まとめたことを考えると、連日徹夜で取材・編集にあたられた担当ディレクターやスタッフの方々に敬意を表するとともに、感謝します。
     ただ、欲をいえば、せめて『ちびくろさんぼのおはなし』の訳者が私であり、また『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』を同時に出版したことを紹介していただければ、もっとうれしかったですけど。^^; 
     それと、番組の最後のまとめが「人種差別反対か表現の自由か」みたいな感じになっていましたが、少し私のいいたいこととはずれます。私は(そして、径書房も)、人種差別であるという人がいても出版するのは自由だ、といって出版したわけではありません。『ちびくろサンボ』を人種差別であると攻撃しつづけることは、黒人自身にとって不都合である。黒人解放のためにこそ、黒人は『ちびくろサンボ』と向かい合わなくてはならない、といっているのです。そもそも私は、差別と表現の問題を議論しているときに、「表現の自由」をもちだすのは、捨てぜりふであると思っています(「プロセス重視の差別論議を」参照)。
     NHKがさらに差別問題に興味をもってくれて、いつの日か『…よみがえれ』(207ページ)で書いた、大河ドラマ「最後の穢多頭13代弾左衛門」を実現してくれることを祈っています。
  • 八重洲ブックセンターでベスト3 (1999.6.14登録)

     八重洲ブックセンターのランキング(6/7〜6/12分)で、『…おはなし』が堂々の3位です。大野晋さんの『日本語練習帳』の次。絵本では1位です。
  • 絶版騒動の傷は深いですね (1999.6.14登録)

     東京の××國屋書店では、抗議を恐れて『ちびくろさんぼのおはなし』と『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』をカウンターの中に隠しており、客の引き合いがあったときに出してくるそうです。それは、過剰反応というものでしょう。圧力がかかってから隠しても間に合いますよ。(^^;) しかし、『ちびくろサンボ』絶版騒動の傷は深いですね。
  • 八重洲ブックセンターでベスト8 (1999.6.14登録)

     八重洲ブックセンター(東京駅前本店)のランキングによりますと、『ちびくろさんぼのおはなし』が、6階の「児童書/学習参考書/語学・語学カセット/辞典/百科事典/教育/古典文学/個人全集/地方出版」部門で堂々の8位です。5/31-6/5日分の集計ですから、わずか2日分でランキング入り。ある書店さんの話では、40才くらいの会社帰りのサラリーマンがけっこう買っていかれるそうです。やはり、小さいとき読んだ記憶が蘇るのでしょうか。
  • 品切れでご迷惑をおかけします (1999.6.14登録)

    6月4日に『ちびくろさんぼのおはなし』と『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』が並びましたが、前日に『朝日新聞』で報道されたこともあり、書店の店頭では飛ぶように売れ、径書房でも4台の電話が終日注文で鳴りやまない状態でした。その結果、『…おはなし』の初刷り1万部、および『…よみがえれ』の7000部がほとんど1日で完売状態になりました。急遽『…おはなし』1万部、『…よみがえれ』7000部を増刷発注しましたが、印刷のしあがりが6月17日の予定で、しかもそれは書店での予約分にまわってしまい、店頭には充分供給されない事態が予想されます。『…おはなし』2万部がさらに追加増刷される予定ですが、納品は28日(現在、納期短縮をお願いしております)の予定です。したがって、これでどこまで供給不足を解消できるかわかりません。ご迷惑をおかけします。なお、お急ぎのかたは、径書房に直接電話で注文すれば、多少は早く手に入るかもしれません(電話03-3350-5571、送料無料)。
  • NHK「クローズアップ現代」で6月17日(木)放映予定 (1999.6.14登録)

     NHKのテレビ番組「クローズアップ現代」で6月17日の午後21時30分から22時にかけて「絵本ちびくろサンボ論争」(仮題)が放映されます。私もちょこっと出演予定です。
  • 『朝日新聞』に寄稿しました (1999.6.14登録)

     『朝日新聞』6月10日付夕刊に、「なぜ『ちびくろサンボ』か―読まれることこそ重要」と題する文をを寄稿しました。
  • 『朝日新聞』で紹介されました (1999.6.3登録)

     『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』と『ちびくろさんぼのおはなし』のことが『朝日新聞』1999.6.3朝刊で紹介されました。
  • 『ちびくろサンボ』関係の本を出版しました (1999.6.2登録)

     ちびくろサンボにたいする「人種差別である!」との批判に反論を加えた『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』(2400円+税)、および絵本『ちびくろサンボ』のオリジナル版の翻訳・復刻である『ちびくろさんぼのおはなし』(1000円+税)を径(こみち)書房より出版しました。後者は、絵本にしては値段が高くなってしまいましたが、小さい造本は技術的な点で、結構費用がかかります。ご了解ください。英語版の完全復刻は、今しばらくお待ちください。