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タバコ・蜂蜜・天然成分・癌の研究 Takeuchi Lab.

出版

喫煙を科学する ータバコ、がん、免疫の知られざる関係

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近年、喫煙・動喫煙の問題は、一般にも大きな関心を集めています。本書は、「免疫」という観点から肺癌や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症機構について、科学的な実験データのエビデンスに基づいて解説します。肺は、呼吸によって外気と直接に接触する特殊な器官です。肺には「肺胞マクロファージ」という免疫細胞が常在し、肺を病気から守っています。本書では、「PM2.5」(微小浮遊粒子状物質)を含む「タバコ煙」に着目し、喫煙による免疫細胞への影響、喫煙と免疫と癌のネットワークについて平易に解説。免疫という観点から記述した喫煙本は類書がなく、喫煙と癌と免疫の関係の最新知見を紹介します



     

蜜蜂と蜂蜜の秘密を探る! 

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ハチミツの歴史は「人類の歴史」といわれるほど古いものです。実に、1万年前に人は、すでに「採蜜」をしており、砂糖の代わりに甘味料として摂取していました。日本での本格的な「養蜂」は、江戸時代から行われています。ハチミツには、健康増進に有効な成分が多く含まれており、海外ではその抗菌作用を利用し、火傷の薬などにも利用されています。人には病原体から身を守る「免疫」という生体の防御機能があります。免疫を担う免疫細胞は、主に血液中の白血球(好中球・リンパ球・マクロファージ)が担っており、これらの免疫細胞が「抗体」を作ります。ハチミツの「健康増進」は、「常識」になっていますが、ハチミツが免疫細胞やその機能に与える「エビデンス」については、十分に解明されていません。本書は、著者自ら「養蜂」「採蜜」し、ハチミツと免疫作用との関係、免疫を介した「抗癌作用」についての最新の研究を分かりやすく紹介しています。ミツバチの驚嘆すべき世界に誘う書!




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