研究概要

・研究概要
筆者は大学院博士後期課程以来,一貫してオランダ(ネーデルラント)の会計史を研究対象としてきた。17 世紀オランダに生成した連合東インド会社(オランダ東インド会社)は,史上初の株式会社である。同社については経済史の面からさまざま研究がされてきたが,その生成・発展・衰退のメカニズムと会計システムの関係は,十分に解明されていない。本研究は,連合東インド会社を題材に,株式会社の生成と本質について,会計史料にもとづいて明らかにすることを目的としている。

研究項目は次の4 点である。

①散逸したといわれる本社会計史料の発掘と整理
②本社議事録をもとにした会計処理規則他の分析
③本社およびカーメル(Kamer:部分企業)と在外支店会計史料との比較研究
④同社のライフサイクルと会計システムの関係の解明。

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