京都産業大学
天文同好会

FC-76

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光学系　　　　　2枚玉フローライト・アポクロマート屈折

対物レンズ径　76mm

焦点距離　　　 600mm

口径比　　　　　F7.9

重量　　　　　　 2.6kg

製造元　　　　高橋製作所

レデューサ　　有り

状態

　部保有の鏡筒の中で最も古い鏡筒。

　2013年6月7日の定例観望会の際、ドローチューブに異常が見られ、その後も伸縮が困難な状態。修理に出すことを検討中。

備考

　「フローライト」とは「蛍石」のことで、主成分はフッ化カルシウム(CaF2)。

　蛍石は軽量で透過率や屈折率の波長分散が極めて小さく、透過波長領域が広い。この異常部分分散性、低分散性を利用し、通常の光学ガラスと組み合わせることで、非常に色収差の少ない光学系を作ることができ、高級な光学機器、特にカメラ・顕微鏡・望遠鏡・半導体ステッパーなどに用いられる。(Wikipedia)

ED-103S

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光学系　　　　　EDﾚﾝｽﾞ･ｱﾎﾟｸﾛﾏｰﾄ屈折

対物レンズ径　103mm

焦点距離　　　 795mm

口径比　　　　　F7.7

重量　　　　　　 5.4kg

製造元　　　　　Vixen

状態

　部保有の鏡筒の中では最新機種(2011年購入)。

　最も状態が良く、見え味も良い。

備考

　観望時には必ず使用されるので、使用頻度が最も高い。拡大撮影や直焦点撮影を行う際にも使用される。

　部保有の赤道儀の中で唯一、微動装置が正常なGP赤道儀とのペアで使用される。

MT-130

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光学系　　　　　ニュートン式反射

対物レンズ径　130mm

焦点距離　　　 795mm

口径比　　　　　F6.1

重量　　　　　　5.3kg

製造元　　　　高橋製作所

状態

　見え味はそこそこ。

　そろそろ鏡面の洗浄を行い、鏡面の汚れを取る必要があると思われる。過去、機材調整のために光軸調整と鏡面洗浄が提案されたが、鏡面洗浄のためには一部分解する必要があり、機材を分解することに抵抗を示す者も居たため、光軸の調整のみに留まった。

　鏡筒外面には凹みが見られる。おそらく運搬時に強くぶつけたことによるものと思われる。機材運搬の際は気をつけて運ぶようにしてもらいたい。

備考

　部保有の鏡筒の中では唯一の反射光学系を持つ鏡筒。反射光学系は光を反射させることによって集光する方式である。

　鏡筒の中には、光を反射させるための鏡が2枚(主鏡と斜鏡)入っており、それぞれの鏡の傾き具合で光軸(=系全体を通過する光束の代表となる仮想的な光線)を調整する。この光軸が調整されていないと、接眼部へ平行な光が届かずに歪んだ星像が見えたり、最悪の場合、接眼部に光が通過せずに何も見えないといったことが起こる。

　反射望遠鏡は、運搬や使用の際に生じる振動で、鏡の傾きに変化が生じるため、定期的に光軸調整を行う必要があるが、部の人間に光軸調整に関する知識や経験を持つ者は少ない。

　部保有の機材の中では珍しく取扱説明書があり、その中に光軸調整方法について解説されているので、興味のある人は読んでみると良い。

Nexstar8SE

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光学系　　　　　シュミットカセグレン

対物レンズ径　203mm

焦点距離　　　 2032mm

口径比　　　　　F10

重量　　　　　　約15kg

製造元　　　　CELESTRON

状態

　接眼レンズは、焦点距離40mmで径が大きい物のみ使用可能。従って、天体を更に拡大して見ることはできないため、普段はほとんど使用されない。

備考

　接眼部径変換用の接眼アダプターを入手すれば現在保有している他の接眼レンズを使用することも可能。また、Celestron社製のカメラアダプターがあれば直焦点撮影が可能となる。

EM-1

製造元　　　高橋製作所

微動装置　　故障

極軸望遠鏡　有り

EM-1S

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製造元　　　高橋製作所

微動装置　　故障

極軸望遠鏡　未確認

GREAT POLARIS

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製造元　　　Vixen

微動装置　　正常

極軸望遠　　有り

GREAT POLARIS DELUXE

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製造元　　　Vixen

微動装置　　故障

極軸望遠鏡　無し