※準備中です.順次更新します.

研究対象の生物の紹介

ミツバチ(Honeybee)     さらに詳しく知りたい人は,ここを→(準備中)クリック.
 アジア産在来種を対象に調査をしています.特にミトコンドリアDNAによる遺伝的多様度解析やマイクロサテライトDNAマーカーによる血縁構造解析を中心に,血縁構造の進化,系統関係,繁殖生態や保全単位の設定に必要な個体群の遺伝的多様性を調べています.
 ミツバチと地域の食文化についても調査をしています.セイヨウミツバチについては,養蜂分野の資材開発をしています.最近は,ハチミツについても栄養成分,蜜源植物の分析を進めています.
学生さんへ:
 ミツバチやハチミツの好きな学生さんがいたら,ぜひ一緒に研究しましょう.ミツバチは人の歴史から見てもその付き合いが長く・密接な関係の生物の一つです.各地の伝統的な食文化とのつながりからみられる生物資源に関する研究も興味深いと思います.

Pick up 動画
キノコを採餌するニホンミツバチの働きバチ.
世界で初めて撮影に成功,キナバルヤマミツバチ.
世界文化遺産の黄金仏像に営巣するオオミツバチ.(準備中)


スズメバチ(Hornet)     さらに詳しく知りたい人は,ここを→(準備中)クリック.
 血縁選択説を検証するためにスズメバチからマイクロサテライトDNAマーカーを開発し,日本産スズメバチ属の血縁構造を解析しています.また,対馬島では,外来種ツマアカスズメバチを,西表島ではツマグロスズメバチの生活史を調査しています.スズメバチ類は,国内外で外来種になる事例が増えているため,英国,アメリカ、カナダ,台湾,韓国のグループと外来種となっているスズメバチを対象に侵入系統について,遺伝子情報から起源地の特定を進めています.
学生さんへ:
 スズメバチは高い攻撃性,高度な社会性,食物連鎖の上位に位置する強力な捕食者,などの特徴を持つ生物です.スズメバチの高度な社会行動・生態に興味のある学生さんは,ぜひ一緒に研究しましょう.

Pick up 動画
社会寄生種チャイロスズメバチの飼育
外来種ツマアカスズメバチによるニホンミツバチの捕食


マルハナバチ(Bumblebee)     さらに詳しく知りたい人は,ここを→(準備中)クリック.
 冷温帯の原生花園,海岸草原,高山帯に生息している真社会性ハナバチで,植物の花粉媒介に重要なグループです.生息地の開発や気候変動により個体数が減少傾向にあり,保全が必要です.北海道の根室半島を中心に日本産マルハナバチの保全に必要な生態学的・遺伝学的解析を進めています.営巣場所を確保するために野外に設置する人工巣箱の開発を進めています‣トマト受粉でも重要な生物資源として注目されていることから訪花能力についても調査をしています.
学生さんへ:
 一度みると,その見た目や動きから可愛くなってしまう不思議な魅力を持つハチです.室内で飼育することも可能です.生き物の世話が上手な人や北海道の生態系での調査に興味がある人は,ぜひ一緒に研究しましょう.

Pick up 動画
ノサップマルハナバチの訪花行動.
エゾオオマルハナバチの飼育巣.

絶滅危惧種・固有種

カメ(Turtle)     さらに詳しく知りたい人は,ここを→(準備中)クリック.
リュウキュウヤマガメ
 日本在来の淡水性のリュウキュウヤマガメは,密猟やロードキルによって野生個体数が減少しているため絶滅危惧II類,国の天然記念物(文化庁)に指定されています.保全するには、集団の遺伝子構造を明らかにすることが必要不可欠です.そこで野生個体への影響が小さいDNA採取法と遺伝子マーカーの開発を試みています.
Pick up動画
リュウキュウヤマガメと遭遇

ナマズ(Catfish)     さらに詳しく知りたい人は,ここを→(準備中)クリック.
 日本には全国的に分布するマナマズ,琵琶湖にのみ分布するビワコオオナマズ(写真上)とイワトコナマズ(写真下)が生息していました.
2018年には,新種のタニガワナマズが,愛知・岐阜・三重の河川で発見され,ナマズ属は4種となりました.
しかし,マナマズを除く日本固有種3種については,保全に必要な産卵場所や個体群密度,遺伝的多様性に関する情報の多くが不明のままです.
これらの情報の解明は,本種の保全を行う上で重要です.

そこで,環境DNAからナマズの種判別ができる手法を開発しています.
Pick up動画
琵琶湖での採水作業の様子



その他(卒業研究で学生が研究した生物)
ベッコウトンボ(準備中)
ミツバチヘギイタダニ(準備中)
マドボタル(準備中)
イルカ(準備)
ペンギン(準備中)



   京都産業大学    〒630-8047 京都市北区上賀茂本山 京都産業大学生命科学部先端生命科学科 高橋純一  
メールアドレス:jit★cc.kyoto-su.ac.jp  ※"@"マークを"★"に変えています
   生命科学部    ©京都産業大学生命科学部先端生命科学科高橋純一研究室
高橋純一研究室
(保全生態学,分子生態学,養蜂学)
京都産業大学生命科学部先端生命科学科
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