※準備中です.順次更新します.

野外調査地の紹介

対馬島
 九州と朝鮮半島の間にある離島です.ニホンミツバチの養蜂が古くから盛んな地域で,現在も受け継がれています.写真は,対馬で古くから使われている蜂洞(ハチドウ)と呼ばれる伝統的な巣箱です.
私たちは,1998年から対馬島のニホンミツバチ保全のため調査を行っています.
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西表島
 2021年5月に世界自然遺産に登録されました.この島は,国内では種の多様性が高い地域の一つですが,昆虫類の遺伝的多様性についてはほとんどわかっていません.写真は西表島にある琉球大学の熱帯生物圏研究センターです.国内外から研究者や学生が研究のためにこの施設に滞在しています.私たちは,1999年からここを拠点としてツマグロスズメバチや固有種の遺伝的多様性の調査を行っています.
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根室半島
 北海道の最東部にある半島です.
北方系由来の草本植物が,原生花園(げんせいかえん;海岸草原)の生態系を形成しています.
原生花園は,本州では高山帯でしか観ることのできない高山植物が群生している場所のことです.また,この半島は国内のマルハナバチの種多様性が最も高い地域ですが,土地開発や温暖化,外来種による影響でマルハナバチ類の絶滅が懸念されています.
私たちは,2000年からこの地域にのみ生息するノサップマルハナバチの保全のため遺伝学的・生態学的な調査と保護増殖のための活動を行っています.
写真はノサップ岬周辺に広がる原生花園です.

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紀伊田辺
 梅システム(UME system)が2015年12月に世界農業遺産に認定されました.この地域は江戸時代から梅の栽培が行われています.ミツバチによる梅の受粉,ハチミツ生産,周辺薪炭林の整備とウバメガシによる備長炭の生産が一つにまとまった持続可能な農業様式として受け継がれてきました.この地域のミツバチ保全やハチミツの分析をしています.

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ユルリ島
 北海道根室半島の南東部にある無人島です.北方系の海鳥の営巣地や絶滅危惧植物が生育しているため,環境省は1982年にユルリ・モユルリ鳥獣保護区および生物多様性の観点から重要度の高い湿地に指定しています.北海道指定の天然記念物でもあります.花の白花化などの現象も報告されています.マルハナバチの保護地とするために,この島での植物相やマルハナバチ相の調査をしています.
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台湾
 セイヨウミツバチの養蜂は,日本統治時代に伝わりました.現在は日本よりも養蜂産業は盛んで,ハチミツ,ローヤルゼリー,花粉などの健康食品が好きな国民性もあって,いろいろなハチミツ加工食品が開発されています.
ミツバチの他にはハリナシバチも生息しています.スズメバチの種多様性が最も高い地域の一つでもあります.これらのハチ類の保全のため宜蘭大学のグループと調査をしています.
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ネパール
 ミツバチの中で最大の大きさとなるヒマラヤオオミツバチが高山帯に生息しています.この種は,温暖化の影響で年々分布域が高地へと狭められていて絶滅が懸念されています.保全のために遺伝的多様性や季節性の移動経路を調べています.また,ハニーハンターが採蜜するハチミツの分析をして高付加価値のハチミツの開発もしています.
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ボルネオ島
 熱帯雨林が広がるボルネオの生態系は,ミツバチの種多様性がもっとも高い地域となっています.
未だ生態について未知な点が多いサバミツバチやキナバルヤマミツバチも生息しています.また,ハリナシバチやスズメバチの種多様性も高く,社会性ハチ類の進化や生物多様性を理解する上で重要な地域です.また,ハチミツは,多種のミツバチやハリナシバチから採れるので,注目の地域です.

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ニュージーランド
 ギョリュウバイが蜜源植物であるマヌカハニ―は,高い抗菌性が科学的に証明されているため世界中で高級ハチミツとして取引されています.NZの重要な農業生産物になっていますが,偽装品も多いため,DNAによる検査方法を開発しています.またNZは,固有の蜜源植物から多様なハチミツが生産されているので,マオリ族の養蜂家と調査をしています.
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スリランカ
 ミツバチの生態や養蜂文化の調査をしています.先住民族ワニャレットによる狩猟型のハニーハンティングは興味深い伝統です.現在は,トウヨウミツバチの飼養が普及しています.
写真は世界文化遺産のシギリヤロックです.ここの岸壁にはオオミツバチの巣が集合営巣しています.むかし山頂には王宮が建設されていて,当時描いた壁画(フレスコ画)を鏡の壁(ミラーウォール)に反射させて写すためにハチミツが使用されていたそうです.
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ラオス
 昆虫食が盛んな地域の一つです.
古王都のルアンパバーンの市場には,さまざまな昆虫食材やハチミツが並び,取引されています.この街は世界文化遺産にも認定されていて,閑静で綺麗な町です.
ラオスでは,昆虫食や養蜂文化の調査をしています.
郊外に行くと,オオミツバチやスズメバチの巣を食用に採ることを仕事にしている人たちがいます.近年は,トウヨウミツバチの飼養が流行しています.
写真は,メコン川です.ラオスの生態系サービスの中心となっています.
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桶ヶ谷沼
韓国
サハリン
マレー半島



  京都産業大学   〒630-8047 京都市北区上賀茂本山 京都産業大学生命科学部先端生命科学科 高橋純一  
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  生命科学部   ©京都産業大学生命科学部先端生命科学科高橋純一研究室

高橋純一研究室
(保全生態学,分子生態学,養蜂学)
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