協賛 京都産業大学計算機科学研究所
研究プロジェクト「言語と論理」
(研究代表者 伊藤正美、八杉満利子)
の一環として行う。
事務取扱 同上事務室
とき 1996年11月14日(木)ー16日(土)
ところ 京都産業大学第一研究室棟
大会議室
記
1 NSA研究集会の歴史と趣旨
2 入門講座
3 連絡先
4 講演募集
1 超準解析(nonstandard analysis:NSAと略)は、1960年ごろに、 Abraham Robinson が、数理論理学の応用として、創始した。それからまもな く、Robinson が訪日し、講演をした。竹内外史氏は東大の大学院の講義の一部 分でNSAを紹介し、また、関連論文を著した。日本語の本としては、「線形 位相空間と一般関数」(山中健著、1966)の付録および「超準解析」(斉 藤正彦著、1976)がでた。Peter Roquette の来日を機会に、故河田敬義氏 主催で、京大の数研で研究集会が開かれた。この後ほぼ毎年NSA研究会が開か れるようになった。1982年以降は、科研費の補助を受けてきた。 初期の研究集会では、毎回NSAへの入門講座があったが、いつのまにか研 究発表だけになり、参加者も固定されるようになった。そのために、新しい人 材が育たず、海外の研究の隆盛にくらべて、やや淋しい状況になった。 NSAは、数学や自然科学など、さまざまな分野に関連し、応用範囲も多い。 そのために、研究会は異分野の研究者の交流にもつながる。 今回京都産業大学で行われる研究集会を機会に、新しい参加者にNSAの楽 しさを知っていただきたいと願って、入門講座を組み、広く案内をだすことに した。 ゴールデン・シーズンの京都で、皆様のご参加をお待ちします。 (斉藤正彦)
2 入門講座
超準解析入門 I --- 超準解析の原理とその運用 (河合 徹)
超準解析入門 II --- Loeb測度(有界,非有界正値測度の場合) (中村 徹)
超準解析入門 III --- Loeb測度(ベクトル値測度の場合) (中村 徹)
科研費 12878061 によるセミナーを下記のとおり開催します。 皆様のご参加をお待ちします。
記
日 時: 2000年 6月3日(土曜日) (1)11時 − 12時30分;(2)13時30分 - 15時
場 所: 京都産業大学第一研究室棟第二会議室
講 演 者:
(1) Anton Setzer氏 (Uppsala University)
(2) Andreas Weiermann氏 (Universitat Munster)
題 目:
(1) Inductive-recursive definitions and interactive programs in dependent type theory
(2) Optimal bounds on the lengths of derivations in Godel's T
連絡先 八杉満利子