などを参照。参考書、演習問題や試験問題、解答などもこれらの中にある。
ではレポート問題
課題 1 天国への道:天国への道中で、分岐点にきました。
標識には次のように書いてありました。
「少なくとも左右どちらかの道は天国に行く。
さらにもし右の道が天国へ行くならば、左の道も天国へ行く」
(1) 標識の文章を命題論理の式で表せ。(これを A とおく)
(2) 式 A の和積標準形を求め、 A の真理値が偽になるような
基本命題の真理値を一組求めよ。
(3) この標識が真実を表しているならば、どちらの道を選べば
確実に天国へ行けるか?その根拠を述べよ。
課題 2 (1) 「子供は誰でも何かお気に入りのケーキがある」を述語論理の
論理式として表せ。
(2) 「子供だからといってお気に入りのケーキがあるとは限らない」を述語論理の
式として表せ。
課題 3 論理式 A: (forall x P(x)) or (exists x not P(x)) が恒真であることを
示せ。
以上
提出日等:9月22日・29日(金)講義終了時
注: 事情により当日提出不可能な場合には、後日理由を明記して提出のこと
ではレポート問題
課題 1 (1) 構造帰納法について述べよ。
(2) 定理:「述語論理の定理は恒真である」の構造帰納法による証明の手順を
述べよ。(実際の証明はここでは不要)
課題 2 上記(2)の定理の証明の部分のうち、次の二つについて示せ:
プリントの公理7 および 推論9
課題 3 スーザン「花が露でできているならば、星が降るわ」
ぺトラ「それだったら、星が降らないならば花は露でできているわね」
ボニー「ぺトラったら、でたらめ言って」
アン「あら、ぺトラの言うことはほんとよ」
ボニーとアンのどちらが正しい? (分解の木を利用せよ)
(でたらめ:恒真でない、 ほんと:恒真 と考える)
以上
9月22日:資料一枚配布
完全性証明開始:命題論理の完全性を分解の木の応用として証明。(分解を上から下に見て、推論になるように書きなおす)
述語論理(全称記号)について、分解を定義。
9月29日:分解の木におけるいろいろな性質;完全性証明の概要;ケース1の場合(証明構成)
10月6日:ケース2の場合(恒真ならば証明可能);完全性定理証明完了;自動証明;述語論理の
不決定性;レポート2の解説
10月13日: 再帰的関数 (情報系数学入門の2.4 [1])
なぜこれらが計算できるのか、計算できない関数とはどのようなものか、については
2.3の最初と2.4[2]を読んでみてください。
演習問題数題
演習問題発表:11月17日