プレ特研および特研I2005


八杉プレ特研

教室:E5(2号館); 実習:C2 (情報処理実験室棟)
最初はE5に集合のこと。常に次回のことはここに記します。
補足(配布する)


特研発表会お知らせ

2005年度八杉特研履修予定の皆様

4年生の特研IIの仕上げとして、卒業論文を書き、 研究発表会で発表することになります。


至急お知らせ

丸善に頼んでおいたテキスト「カオス入門」が入荷しました。
できるだけ早く買いに行ってください。
「八杉特研のテキスト」といえばわかるはずです。

なお、今後も連絡事項はここにも書きますが、
各自メーリングアドレスを知らせてください。
私のほうはyasugi@ccです。

以下の方からは連絡いただきました。
東甫、徳永、倉田


2005年度八杉特研I受け入れについて

受け入れを許可された皆さんへ
教科書を早く見たいという要望があったので、
丸善に頼みました。丸善から連絡があったらここに案内を出すので
購入してください。入荷は1月になると思います。

************************************
研究室訪問に名前の記載があること、 集合と論理の単位取得をしていること、
の2条件を判断基準にしました。特研にはとくに 集合・論理そのものを使うわけではありませんが、 私が教えた範囲での数学力を見ました。
なお、単位取得者でも、出席率(レポート提出回数)の 悪かった方は注意してください。
プレ特研も特研も 毎回の出席が非常に大事です。

受け入れ可能者のリストは以下のとおりです(順不同)。予定より1名多いです。
○印は確認済みの印です。
○倉田英明, ○西村賢吾 , ○東甫英佑 , ○徳永聡子 , ○友野秀樹 ,
○和歌山篤 , ○森本光弘 , ○高橋亮太 , ○西尾崇


テーマおよび目的
カオス入門とMathematicaによるプログラミング

Mathematicaによる計算・描画を通してカオスという
現象を理解する。また、カオスの理解という目標の
もとにMathematicaによるプログラミングに習熟する。

テキスト
カオス入門(Mathematicaで学ぶシリーズ4)、鈴木著、コロナ社
1章(カオスとは何か)と3章(不動点と周期点)
注:プレ特研のみの履修者はテキスト購入は強制しない。
図書館に一冊購入。
八杉特研Iの登録者は引き続き使うので、テキストを購入すること。

参考文献
カオスとフラクタル Blue Backs 山口著 講談社

授業形態
数学的な内容(社会科学等の例も含める)の講義(演習室を用意)と、
Mathematicaの実践(C2教室)

仮定される知識
微分積分の基礎知識とMathematicaについての科学計算基礎程度の知識

内容
1章 カオスとはなにか
ロジスティック写像、初期値鋭敏性、でたらめさと1/fノイズ
カオス(chaos)(辞書でひいてみてください)とは混沌という概念を
数学的に表現したもの、といえます。それはある種の関数の反復適用
によって、生成されます。それがどのようなものか、
現実にどのような例があるか、などを、説明し、Mathematicaで
カオス生成を試みてもらいます。
3章 不動点と周期点
不動点、周期点、関数族、分岐、分岐の型
関数の反復適用によって、ある回数から変化しない点が不動点、
定期的に繰り返し到達される点が周期点です。これらを発生させる
いくつかの面白い関数を取り上げます。関数の反復の挙動を
実際にMathematicaで描画します。
最後に自分で面白い例を探したり、描画の工夫をしたりして
仕上げをします。


八杉特研I

プレ特研に続いて、次のトピックスを扱う。
ポアンカレ断面(ポアンカレ断面の構成、再帰写像、など);
アトラクタ(アトラクタの分類、ローレンツモデル、など)

数学の知識としては、編微分が加わる。

いろいろな現象を数学の知識と計算機による計算や描画によって
理解することに興味がある人に向いています。

特研IIへの道
さらにいろいろなカオスの研究をするが、あくまでも
Mathematica支援ということが主題である。


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Last modified: Thu Jan 27 22:39:35 JST 2005