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遺伝的アルゴリズムはもともと自然界の遺伝と進化のシステムを
プログラムの為に、導入したアルゴリズムである。
このアルゴリズムは自然界にもどして自然界のシステムのシュミレーションにも、
もちろん使える。それを人工生命という。そこで我々は自然界をテーマにした。
では、なぜ孔雀にしたのか?
動物は、自然界で自然選択を繰り返される中で、
より環境に適したものが生き残りその種の一般的な姿が決まる。
そんな中で、あきらかに生存に不利であろうと思われるのに
生き残っているものがある。その一例が鳥類の孔雀である。
孔雀は尾が長く、目立つ姿をしているため、外敵に明らかにねらわれやすい。
では、なぜ孔雀は現在も生存しているのだろうか?
鳥類のシュミレーションの中で、孔雀が現在まで子孫を
残し続けた理由をさぐることにした。