CSSを使うと、marginプロパティで1行あけるなど、余白の調整ができます。また、箇条書きの行頭のマークに画像を使うことができます。
作成例のように表示されるページ
rensyu2.html
を作成してください。
- リスト項目A
その詳細な説明。- リスト項目B
その詳細な説明。- リスト項目C
その詳細な説明
rensyu フォルダ内に、新たに
rensyu2.html
とrensyu2.css
を作成します。rensyu1.html をコピー・貼り付けなどで複製して rensyu2.html を作ると効率的です。
作業用フォルダの中に新しいファイルを用意する。rensyu2.html を開いたら、本文(
<body>
~</body>
の範囲)を削除します。そして読み込むCSSファイルを切り替え、
rensyu2.css
を読み込むよう修正します。
<head>~</head>
範囲内に、 CSS を読み込むための<link>
があるはずなので、以下のように修正します。<link rel="stylesheet" href="rensyu1.css"> ↓ 書き換える ↓ <link rel="stylesheet" href="rensyu2.css">CSSファイル rensyu2.css を開きます。スタイルシートに関しては、CSS の内容が全く異なるので、設定を全て削除して空の状態にします。これで編集準備は完了です。
HTMLファイルを開き、
<ul>
と<li>
を使用して箇条書きを作成します。箇条書きの内容は、自由に記入してください。<ul>
<li>リスト項目A<br>
その詳細な説明。</li>
<li>リスト項目B<br>
その詳細な説明。</li>
<li>リスト項目C<br>
その詳細な説明。</li>
</ul>
- リスト項目A
その詳細な説明。- リスト項目B
その詳細な説明。- リスト項目C
その詳細な説明。各リスト項目が密着していると見づらいので、項目の下に1文字分の余白を設けます。
CSSファイルを開き、
<li>
に対して、margin-bottom
(マージン・ボトム)プロパティを設定すると余白を設けられます。 なお、margin
プロパティを使うと、全周に余白が発生しますが、margin-bottom
プロパティを使うことで、下方向にだけ余白を設けられます。li { margin-bottom: 1em; }
- リスト項目A
その詳細な説明。- リスト項目B
その詳細な説明。- リスト項目C
その詳細な説明。
margin-bottom
によって、各<li>
項目の下に余白ができました。なお「1em
」は1文字分を意味します。
それぞれの項目の下に余白が作られた箇条書きの行頭のマークを画像に置き換えます。 ここでは、
<ul>
に対して、list-style-image
プロパティを使用します。li { margin-bottom: 1em; }
ul { list-style-image: url('star.gif'); }この例では、星マークを表現するために、以下の画像を使用しています。
star.gif ← ここからダウンロード( 幅 15ピクセル 高さ 14ピクセル )
上の星の画像を「右クリック」 → 「名前をつけて画像を保存」 などで保存し、HTMLファイルと同じ場所、つまり rensyu フォルダ内に保存すれば使用できます。
- リスト項目A
その詳細な説明。- リスト項目B
その詳細な説明。- リスト項目C
その詳細な説明箇条書きの行頭のマークが星型★になったら完成です。
CSSでは
margin
プロパティで指定の要素の周辺に余白を作れます。このとき、余白は要素の上下左右に同じ幅だけ確保されます。
要素の周囲に作られる余白(margin)しかし上下左右に等しい幅の余白を作るのではなく、それぞれの方向について異なる幅の余白を設けることもできます。その場合は、以下のようなプロパティで設定できます。
プロパティ 余白を作る方向 margin-top
上方向 margin-bottom
下方向 margin-right
右方向 margin-left
左方向 例えば、以下のように設定すると、上下方向にだけ余白を作れます。
div { margin-top: 1em; margin-bottom: 1em; }
要素の上下だけに作られる余白(margin-top
とmargin-bottom
)その他、CSSでは、
list-style-image
で箇条書きの行頭マークを変更するなど、HTMLにはできないさまざまな部分のデザイン変更ができます。