6 レイアウトの基本を作る

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ボックスの並べ方を考えてレイアウトの基本構造を作ります。

今回はシンプルな2段組のページを作るために、5つのボックスを以下のように並べるものとします。 また、レスポンシブ・デザインの設定も行って、ブラウザ画面の横幅に合わせて並びが変わるようにします。


ボックスを横に並べるで説明したレイアウトと似ていますが、ボックスの名前が異なります。

6.1 ボックスを横に並べる

ここでは <article><aside> のボックスを横に並べるものとします。そのため、<article><aside> の外側を <div class="wrap"> で囲ってグループ化を行い、ボックスを横に並べるの設定を行います。

横幅は <article> を70%に、<aside> を30%に設定します。

・・省略・・
<body>
<header> サイトタイトルの内容 </header>
<nav> メニューの内容 </nav>
<div class="wrap">
<article> 記事の内容 </article>
<aside> 右メニューの内容 </aside>
</div>
<footer> フッターの内容 </footer>
</body> ・・省略・・
@charset "UTF-8";

body {font-family: Meiryo,'メイリオ',
      'Hiragino Kaku Gothic Pro',sans-serif;}

/* 横に並べる設定 */
.wrap:after { content: "";
              display: block;
              clear: both; }

article { float: left; 
          width:70%; }

aside { float: left; 
        width:30%; }

/* サイトタイトル */
・・省略・・


<article>と<aside>が横に並びます。

6.2 レスポンシブ・デザインに対応する

ブラウザ画面の横幅に応じて <article><aside> の横並びが解除されるようにして、レスポンシブ・デザインを設定します。

レスポンシブ・デザインを設定するで解説したように @media ( ) { ~ } で横並びのためのCSS設定を囲います。なおブレイクポイントは768ピクセルとします。

@charset "UTF-8";

body {font-family: Meiryo,'メイリオ',
      'Hiragino Kaku Gothic Pro',sans-serif;}
/* 幅768px以上 */ @media (min-width:768px) {
/* 横に並べる設定 */ .wrap:after { content: ""; display: block; clear: both; } article { float: left; width:70%; } aside { float: left; width:30%; }
}
/* サイトタイトル */ ・・省略・・


ブラウザの横幅に応じて横並びが解除されます。

ブラウザ画面の横幅を大きくしたり小さくしたりして、幅の変化に応じてサブメニューの位置が横並び・縦並びに変化する様子を確認してください。