ゼミ生が語る「私の好きな京都」(2020年春学期)
私の好きな京都のラーメン
信樂 俊元
(2018年度入学 鈴木ゼミ2期生)

 私の好きな京都は「ラーメン」である。
 まず、京都はラーメン店が多くあり全国的に店舗数が多いとの印象を受ける。私も全国でトップ10には入っていると思っていた。しかし、京都のラーメン店舗数を調べると、京都は全国で38位という順位で決して多くない(※1位山形県、2位栃木県、3位新潟県)。私自身は京都に住んでいて、京都はラーメン店舗数が多いという印象を持っていたので衝撃的だった。
 ラーメンについて。1つ目は、私の大好きな京都のラーメンがどのようにして広まっていったのか、その歴史について知りたいと思ったからだ。私はこれまで京都のラーメン屋さんに足を運び沢山のラーメンを食べてきた。しかし京都のラーメンはどこが発祥で、どのようにして今の形に広がっていったのかは知らない。このことを知ってこそラーメン好きを言えると考える。そして、ラーメン歴史を調べようと思う。
 2つ目は、インターネットなどでラーメン屋さんを調べると有名なラーメン屋さんはすぐに出てくる。しかしラーメンはたくさんの種類がありそのお店お店により全く異なる。それぞれのお店に良さがあることをもっと多くの人に知ってもらいたい。今の時代はインターネットで手軽に知ることができる。このことは便利な一方で、行くお店が偏ってしまうことにつながると私は考える。つまり、私はインターネットでは評価されてなくとも、美味しいラーメン屋さんが京都には多くあることを知ってもらいたい。

<京都のラーメンの歴史>
 京都ラーメンは醤油がベースのラーメンと背脂の効いたラーメンの大きく2種類に分けられる。しかし最近の京都ラーメンといえばこってりで濃厚なスープという印象を感じる。新横浜ラーメン博物館によれば、京都ラーメンは1938年に京都駅付近で中国出身の除永俤が始めた屋台が発祥である。この人物が京都駅東方の下京区塩小路高倉に「新福菜館」を出店したことが京都ラーメンの始まりとされている。私は京都ラーメンが濃厚でこってりしているスープだと思っていた。しかし、今回歴史を調べてみて今ある京都ラーメンは濃厚なスープでこってりしているものもあるが、私自身調べるまで京都ラーメンは背脂の多いラーメンだと思っていたので今回私の予想とは反した結果で驚いた。確かに、新福菜館のラーメンは確かに調べた結果the京都ラーメンだとも思う。しかし、何か違うものもあるとも感じた。

<私の選ぶ京都のラーメン店>
 ここからは私が実際に行った京都のラーメン屋さんの中から、ぜひ多くの人に訪れてもらいたいお店を紹介する。1つ目は「塩元帥」だ。ここのお店は塩がベースとなっているラーメンだ。ラーメンを食べて胃もたれをする人もいるが、ここのラーメンはとてもさっぱりしているのでその心配もなく美味しく食べることができる(画像左)。

 2つ目は「麺屋あまのじゃく」だ。ここのラーメンでわたしのお勧めは豚骨醤油ラーメンである。ここのラーメン屋さんはオーダーを受けた後にチャーシューを鉄板で炙ってくれて口の中でホロホロと崩れ、柔らかくとても幸せな気持ちになれる(画像真ん中)。

3つ目は「天天有」、ここのお店は自分好みに味を変えることができる。ここのお店でのわたしのお勧めは、煮卵のチャーシューメンだ。このお店にはあまり他のお店では見かけない紅生姜が置いてあり、それをラーメンにかけるとまた違った味わいを楽しむことができる。是非行って欲しい(画像右)。これまで述べてきたお店の他にも紹介したいお店はあるがここでは以上にする。
 私は京都のラーメンをテーマとした結果、これからももっと多くの美味しい京都ラーメンを見つけたい。また、多くの人にその事を知ってもらいたいと思う。

参照
京都の発信基盤(http://kyotocf.com/ramenuntiku/taidan-2001/
テナントプラス(https://tenant-plus.com/contents/topics

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