Linux でハングアップした。又はフリーズした。

「ハングアップ」は全く操作が利かない。つまり、キーボード又はマウスが利かない。「フリーズ」はマウス又はキーボードが使えると、ここでは考えております。ここではハングアップをページの先頭にフリーズをページの後方にして明記おります。


注意:ここは最初の設定の人を基準として考えています。多少なりに明記が違うと思いますが、それはご了承下さい。

まずはハングアップしたら、そのホスト名(ハングアップしたパソコンのホスト名)を調べましょう。ここでホスト名とはaxt31000、cc2000等です。そして、近くのマシンから以下のコマンドでそのホストにログインします。この時のマシンは Linux(kterm等又はcc2000等)、WindowsNT(cc2000等) どれでも構いません。


% ssh(スペース)-l(直後にユーザー名)(スペース)<ホスト名>

又は

% slogin(スペース)-l(直後にユーザー名) (スペース)<ホスト名>
Password:ここでユーザーのパスワードを打ち込ます。

その後、次のコマンドを入力します。

% ps auxc | grep $user

その結果は以下のようなものになっているはずです。
(実際はもっと沢山出力されるでしょう。)
hide970 16968 0.2 0.6 6416 5552 pts/23 S 18:14:50 0:04 mule
hide970 17518 0.1 0.1 888 752 pts/23 S 18:26:10 0:00 grep
hide970 16885 0.0 0.3 2968 2640 ? S 18:13:27 0:00 kterm
hide970 16886 0.0 0.2 2664 1920 pts/23 S 18:13:27 0:00 tcsh

このうち左から2つ目の数字と、一番右端のものに注目してください。
それらは以下の通りです。

16968 mule
17518 grep
16885 kterm
16886 tcsh

右側のものは起動しているプログラム名。左側のものはプロセス番号というものです。もし、mule を使っていて Linux がハングしたというのであれば mule を強制的に終了させなければいけません。

強制的に終了するには次のコマンドを入力します。

% kill (スペース) <プロセス番号>

このように、 kill コマンドの後ろに強制的に終了させたいプログラム(プロセス)のプロセス番号を指定することでそのプログラム(プロセス)を終了させることができます。

もし、これでも終了できなければ次のコマンドを入力してください。

% kill (スペース)-9 (スペース)<プロセス番号>

自分で起動したプログラム(プロセス)ならば、これで終了できないプログラム(プロセス)はありません。たぶん・・・

Warning!!!!!!!!!!!!

そしてこのあとは必ずlogoutをしてください。でないと他の人に自分のファイルやディレクトリを消されたりします。しかもこの時あなたのユーザー名で法律に触れることをされた場合あなた自身の責任になりますので注意してください。

これでもハングしたままならば、以下のコマンドの結果に出力されるプロセス番号のプログラム(プロセス)を手当たり次第に強制終了させればログアウトすることはできますが、それをやるより10号館3階の MiCS カウンターに電話(内線2578)をしてください。そちらの方が安全にプロセスを消すことができます。





次にフリーズについて触れます。
フリーズの場合はウィンドウの左上を左クリックをしてから強制終了をしてください。それでも消えないときは10号館3階の MiCS カウンターに電話(内線2578)をしてください。

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