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岡田英彦 (Hidehiko OKADA) ホーム > 研究テーマ

麻雀への応用

概要

麻雀を対象に,現在の状態やその状態で可能な行動を AR 手法により認識・視覚化するシステムを開発した.本システムにより,麻雀のルールを知らない初心者であってもルールを事前に学ぶことなく他のプレイヤとゲームを対戦できること,ゲーム経験を通してルールを自然と学習でき,一定のゲーム後には独力でプレイできるようになること,などの効果が期待される.

ユーザに本システムを用いてゲームを一定回数行ってもらった後,本システムを利用せずに独力でどの程度ゲームを行えるか調べた.麻雀のルールを知らない初心者であっても支援システムによる誘導・教示のもとで対戦を行うことができ,システムによる補助を受けた4戦の後にシステムを使わず独力で対戦しても,行動1回あたりの所要時間に大きな増加は見られなかった.勝率および主観評価の分析結果からは「役」に関する学習が十分に進んだとは言えなかったが,主観的には有用性が高く評価され,ルール未知にも関わらず麻雀を行えたことの楽しさを初心者が強く感じていたことがわかった.

スライド

利用イメージ

拡張表示方法

「アンコ」と「シュンツ」

ポン

チー

実験

実験結果

実験結果

実験結果

まとめ