京都産業大学 > 情報理工学部
岡田英彦 (Hidehiko OKADA) ホーム > 研究テーマ

Webアクセシビリティ問題点のアソシエーション分析

概要

Webの普及に伴い,Webアクセシビリティの重要性がますます高まっており,設計ガイドラインの策定,規格化,検査手法・自動化ツールの開発などが活発に進められている.例えば,JIS X 8341-3に記載のガイドラインへの適合性を検査可能なツールを用いれば,検査対象のWebページにおいてガイドラインに適合しない箇所(問題点)を発見することができる.

本研究では,このような問題点の「共起性」をここで問題点の共起とは,異なる種類の問題点(ガイドラインAに適合しない問題点と,Aとは異なる別のガイドラインBに適合しない問題点)が,同じ検査対象ページ上で発生することを指しており,共起性とはその共起の程度のことを指している.ある特定のガイドラインの組合せについて問題点が共起しやすいことがわかれば,その原因を調べることにより,問題点の少ないページを作成する上で注意すべきことがわかると期待される.本研究では,JIS X 8341-3の5章に記載のガイドラインに関して,問題点の共起性を分析する.

問題点の共起性を分析する方法として,本研究ではアソシエーション分析を用い,事例データからアソシエーションルールを抽出した.

スライド

背景

目的

分析方法 - データ収集

分析方法 - 共起性の調べ方

分析結果 - ガイドラインごとの問題ページ数

分析結果 - 抽出されたルール

分析結果 - 抽出されたルール