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岡田英彦 (Hidehiko OKADA) ホーム > 研究テーマ

対話型GAによるメロディ作成支援システム

概要

本研究では,音楽やMMLの文法の知識をもたない利用者が自分の好みにあったメロディを作成可能にすることを目的として,対話型GAを用いたシステムを開発し,ユーザ実験による評価を行った.

Music Macro Language(MML)とは,文字列表現によって曲のメロディを作成するための言語である.音階のドレミ…シはそれぞれ文字cdefgabで表わされ,1音の長さを数字で表される.例えば,"c4"の表記は4分音符のドを表わしている.

本システムの有効性評価を目的とし,被験者の協力を得て曲作成実験を行った.この結果,以下のことがわかった.

・ランダム探索よりGA探索のほうが,より好みの曲に到達しやすく,本研究における応用例においても,ランダム探索に対するGA探索の効率の良さが確認できた.

・本研究における曲の視覚化案は,個体評価の効率向上には貢献したが,最終解に対する満足度の向上には明確には貢献しなかった.

スライド

はじめに

メロディのテキスト記述言語

対話型GAの設計

曲視聴GUI ver.1

曲視聴GUI ver.2

ユーザ実験による評価

GAの有効性評価

まとめ