eol の実習を受講しました。(2015年10月8日)

6期生の棚橋です。更新が遅くなってしまいましたが、10月8日のゼミ内容を報告します。

今回はeol検索実習(PC使用)で株式会社プロネクサスの松原さんにお越しいただき、eol操作の基本的なことから様々な機能を使って個別の会社に紐づく情報を取得したり、全体から条件に適合する会社、書類を見つけるといったことを行いました。
eolとは、企業財務情報を提供するデータベースで同時アクセス数は4と非常に限られています。そこで取り扱われているのは①企業属性情報(企業基本情報、最新有報ダイレクトリリンク、業績、財政状態・キャッシュフロー、企業情報履歴、指標)、②マーケット情報(株価情報、IPO(新規公開)情報、株式発行情報)、③財務情報(1989-)(マクロ分析データ、ミクロ分析データ、決算速報データ)、④原文データ(証券取引法による開示書類、証券取引所開示書類)を収録しています。また、企業分析や企業活動の調査等、様々な場面で活用できます。特長として、最大1961年以降の有価証券報告書を収録し、約8000社の全体像を簡単に読み取ることができます。各社の有価証券報告書を目次単位で細分化して表示されているため、読みたい箇所を素早く確認することができます。財務諸表等の数値データをExcelやCSV形式でのダウンロードが可能なため、入手してからも自由に加工が可能です。そして、業種や財務条件、キーワードによる横断的な企業検索が可能なため、データの条件範囲を指摘して、それに該当する企業をリストアップすることができます。
先ほどから出てきていた有価証券報告書とは、企業が自社の情報を外部に開示するために作成する報告書です。毎年1回、有価証券を発行する企業が金融庁に提出します。財務諸表、事業内容、株主、役員、設備投資、従業員、課題等のさまざまな要素が書かれています。“企業情報の宝庫”とも呼ばれ、企業の実像がわかるので、企業研究に大変役立つ書類です。
私はこのシステムを初めて知りました。企業研究はもちろんですが、今後の就活にも利用でき大変便利なシステムだと感じました。過去に検索したものは履歴に残るので、もう一度みたいときなど履歴をみればすぐにわかるというのに驚きました。スクリーニング(数値、株価)の検索結果をExcelで表示され、自分で加工することができるので企業研究等の発表で有力な資料として活用をしていきたいと思います。また、企業の絞り込み検索では2重の企業を絞り込むことが可能ですので、会社同士の比較ができるためよりわかりやすく企業研究できると思います。
お話を聞きながら一緒に検索していきましたが、私が機械に弱いためかたまに混乱してしまうところもあり、まだまだ使いこなせることはできないと思います。これからどんどん企業研究をしていくと思いますのでeolを利用していきたいです。松原さん、お忙しい中eol検索実習を行っていただきありがとうございました。
以上で今回の報告を終わります。

※写真は5期生の実習の様子です。