就職ミニガイダンス受講(6期生)(2015年5月28日)


6期生の高井智章です。5月28日のゼミ活動の報告をさせていただきます。
今日は進路・就職支援センターより、八阪義浩先生にお越しいただき、就職活動に向けて今何をすべきか、ということを中心に企業の採用側からの視点を交えながらQ&A方式でお話ししていただきました。
まず、多くの場合就活生が伝えようとする内容と、企業の採用者が知りたい情報にギャップがあるということをお話いただきました。就活生は、例えばこういう資格を持っている、だとか部活でこういう役職に就いていた、などという「事柄」を伝えようとするのに対し、企業側は「人柄」を知ろうとしている。ここでいう「人柄」とは、何かを選択・判断するシーンで、その人がどのように考え、どのような結果を期待してどういう行動を起こしたかというもので、そのような体験談などからその人がどのような考え方ができるかを採用者は推測しているとのこと。それに伴い、内定をもらえる人とそうでない人の差は、その人の人柄が採用側に伝わっているかどうかの差であることが多いそうです。アルバイトの経験や資格の有無に関しても同様で、それ自体は内定を勝ち取る上での決定打になることはないが、その結果のプロセスの中で「人柄」を伝えることができればその人の武器に成り得るということです。
インターンシップについての質問も多くありました。八阪先生はインターンシップには必ず行くように念を押されていました。就職活動解禁の時期が遅くなったこともあり、企業側はインターンシップに来る学生も必ずチェックしているとのこと。インターンシップで好印象を与えることができれば就活を有利に進めることができる可能性があるともおっしゃっていました。
面接についてや採用枠についての質問にも丁寧に答えてくださいました。
後半にはペアワークを行い、ワークシートで自己評価と他者評価にはやはりギャップがあることを確認した上で、そのギャップを埋めることがまずは自己分析に繋がっていき、最終的には面接にも役に立つことを教わりました。精密な自己分析ができれば、自ずと自分の「人柄」を理解でき、面接で上手く自分の強みを伝えることができるからです。
私自身インターンシップについて自分で調べていたのもあり、今日のお話は非常にためになりました。八阪先生、ありがとうございました。
以上で本日のゼミ活動の報告を終わります。