株主と資本効率重視の経営他(6期生)(2015年4月23日)


6期生の中畑大勢です。

4月23日のゼミ活動では先週に引き続き、決算の読み方について徳田さん、中畑さん、吉田さん、棚橋さんが発表しました。

一人目の徳田さんは金属加工機械メーカーのアマダを例にだし、キャッシュリッチ企業について発表してもらいました。
橋本先生からはインカムゲイン、キャピタルゲインについて、そして自社株を買うメリットは株主還元と従業員の福利厚生、デメリットは債権者保護に反するということ、株価操作につながりかねないということなどでした。
またこの他、企業の時価総額を上げるためにホリエモンが株式分割という手法に注目したという話をしてもらいました。

二人目の発表者は私、中畑です
企業が利益の大半を株主に還元するということが最近起きており、アマダ、キャノン、NTTドコモを例にあげ、企業が株主に目を向けた経営をしているということを発表しました。

三人目の吉田さんには株主資本利益率のROEという企業の収益性を測る指標について発表してもらいました。

4人目の棚橋さんは上場企業の会計の3種類の基本について発表してもらいました。日本基準、米国会計基準、国際会計基準の3つです。このなかの国際会計基準であるIFRSを取り上げ説明してもらいました。グローバル化が進み、世界中の企業に投資したいと思い始めたのが原因でIFRSが必要となるということでした。

発表のあと、最近よく新聞紙上をにぎわすマイナス金利の話をしました。この他、日経の記事から最近の話題として、コンビニの再編について資料をもらい、それについて話してもらいました。コンビニ業界では断トツトップのゼブンイレブンに対抗するため、ファミマとサークルKが統合を実現させようとしていることを学びました

4月23日のゼミ活動の報告は以上です。