資産運用と資金管理(2014年7月17日)

5期生の西岡真理です。
今回のゼミで、春学期最後の授業となりました。
「資産運用と管理」について宮本君が発表しました。

「余剰資金とは」
企業の営業活動(財やサービスの生産・販売)で得た資金のうち、再度営業費用に回された後に残った儲けのことです。この儲けが生じれば預金や株式などの金融資産に投資され、利子や配当の獲得に利用されます。
儲け-営業活動費=余剰資金 となっています。
余剰資金のうちの金融資産には預金、貸付、有価証券があり、また特別損益(企業の通常の業務内容とは関係なく、臨時に発生した多額な損失もしくは利益のこと)があります。

「余剰資金とB/S」...
資産の部では流動資産、固定資産、繰延資産の3つに区分して計上されます。
流動資産…現金及び預金、有価証券、短期貸付金
固定資産…投資有価証券、子会社株式、長期預金、長期貸付金
このように分類されています。

「預金」
流動性によって分けられます。
企業が持つ現金を安全に管理し、利子も付きます。
1年以下の場合は、現金及び預金(流動資産)
1年以上の場合は、長期預金(固定資産)
となっています。

また当座預金についてですが、預入れと引出しが多いため、企業(自社)の帳簿残高と銀行の残高証明書の2つを合わせてより正確にすることができます。
銀行と自社の記録に不一致があれば原因を明らかにし、必要に応じて修正しなければなりません。
不一致の原因の多くとしては、夜間や休日によっての営業時間のズレが発生するためとされています。
時間の都合のため発表はここまででしたが、口頭での具体的な説明が多く個人的には理解しやすかったです。

それから秋学期に行う授業内容について触れました。
実際に仕訳を行うことも取り入れていく方針です。
今回は一般商品売買の問題を1つ解きました。
レベルとしては橋本先生曰く、2~3級レベルだそうです。
久しぶりに分記法を見てドキッとしました(^^;)

いよいよ期末試験がやってきます。
テストを乗り越えたら夏休みを満喫しましょう!笑

今回(7月17日)の報告は以上です。