開示制度の経済効果とは(2014年5月22日)

5期生の三谷真子です。

今週のゼミでは「開示制度の経済効果とは」について石間君が発表しました。

会計・開示制度は資本市場の基盤となるシステムで、その国の企業や産業の競争力を高めるうえで重要な役割を持ちます。日本の制度は米国に比べて厳しいルールがあります。今後は、会計・開示制度の経済効果を測定したうえで、それが企業の価値創造にプラスの影響を与えるかどうかを検討する必要があります。

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発表に加えて、今日は「国際会計基準と日本独自の会計基準のどちらが良いか」についてチームに分かれてディベートしました。国際会計基準では、時価主義をとっているためリアルな株価を見ることができることがメリットですが、国際会計基準が本当に正しいのかということは科学的に証明されていません。それに対し、日本独自の会計基準は原価主義をとっており安全性が高く、長年多様なステークホルダーから信頼されてきました。しかし、将来海外から資金を調達するようになれば見直しが必要になってきます。
このように、お互いメリットデメリットがあるためどちらが良いかは決めることはできませんでした。今後も詳しく勉強したいと思いました。

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