4つの会計基準?(2013年6月27日)

3期生の吉岡です。
本日のゼミでは、先生が持ってこられた現代ビジネスの記事を読みました。金融庁の企業会計審議会は、IFRSへの対応の議論で、賛成・反対のそれぞれの主張を盛り込み、金融庁が強引に取りまとめているがこの方針は金融庁の八方美人に過ぎないのではないか、会計基準は誰もが認める「良い基準」は存在しないのではないか、現在、日本基準と米国基準、純粋IFRS、日本版IFRSの4つの基準が乱立していますが、早いうちに1本化しないと世界の企業との比較や国内の企業間ですら比較が困難になっていくのではないか、という内容でした。
 基準が乱立しているこういった状態では世界から日本は信頼をなくすことになりかねないのではないか、そもそも各国との比較を可能にするためのIFRSなのに日本版IFRSを作り適用すること自体、本来の趣旨とはかけ離れてきているのではないかと個人的には思いました。