IFRSの収益認識基準(2013年5月30日)

3期生の吉岡です。
本日は先生の持参された新聞記事の解説を勉強する内容でした。
日本の会計基準とIFRSでは違いが生じ、IFRSは実質の取引を優先するため、売上や利益から税が控除されたり、のれんの償却がなくなることで利益が増加したりします。
新聞記事にあがっていたJTの例では、2012年の3月期からIFRSを採用しており、売上高の3分の2にあたる4兆円がなくなりましたが、売上総利益は日本基準を採用していた時とほぼ同額で、営業利益はのれんの償却がなくなることで増加していました。
また、IFRSは今後も改正の可能性があるので採用企業の決算内容もその都度変わる可能性があるので、改正前後の包括利益計算書を見比べて、どの項目がなぜ変わったのかを最新の会計基準と照らし合わせて考えてみるのも面白いかもしれませんね。