これでわかる!

エキスパート科目外国語ステップアッププログラムQ&A

 

Q: 外国語「エキスパート科目」はどんな授業ですか?

A: 英語以外の外国語を初めて学ぶ人を対象として、週4回の授業で組織的に構成された集中的なコースです。「話す・聞く・読む・書く」といったすべての側面でバランスよく学習し、専門課程並みの到達目標をめざして、実践的なコミュニケーション力と確実な読解力をかなり高度なレベルまで養成します。選択できる言語は、


ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、インドネシア語、イタリア語、韓国朝鮮語、

 です。それぞれの授業の内容・構成は、「講義要項」で詳しく説明してあります。週4回の授業は、月曜日4時限、火曜日4時限、木曜日3時限、金曜日3時限にあります。エキスパート科目の利点は、一つの外国語に多くの時間をかけて集中的に学習するので高い効果が上がるという点です。次の授業までの間隔が短いために、習ったことを復習しながらすぐに応用することになり、それが自信につながります。新しい外国語をみんなでゼロからスタートすることも、勉強しただけの成果がはっきり出ますから、新鮮なモチベーションを高めてくれます。さらに、同じクラスで週4回の授業ですから、他学部の人も含めていろいろな人と知りあって友だちになり、また、大学生になってとかく乱れがちな生活習慣がしっかりできて他の勉強のためにもよかった、と感想を述べてくれた先輩もいます(「先輩たちの感想」はこちら→

Qエキスパート科目で英語以外の外国語をたくさん勉強することで、どんなメリットがありますか?

A:新しく学んだ外国語の知識を、外国語ステップアッププログラムを通してさらにのばし、卒業までに生かす道がいろいろあります。

 1年次にエキスパート科目で学習した外国語の力を、2年次以降さらにのばし、確実に身につけるために、外国語ステップアッププログラムが用意されています。その中には、より上のレベルを目指すエキスパート発展科目検定試験を準備するクラス、専門分野で使える語学力を準備する講読の授業、あるいはLL機器を使った授業会話の授業などが開講されます(LL会話の授業には1年次から取れるものもあります。はじめからやっておくと、効果が上がります)。外国語ステップアッププログラムの授業を組み合わせれば、在学期間を通して計画的な外国語学習が可能になり、卒業までには新しい語学をかなりの段階まで身につけることができます。検定試験に挑戦することもできますし、合格すれば単位認定してもらえます(単位認定の一覧表はこちら→)。また、経済学部・法学部・外国語学部・文化学部にはこれらの外国語を使う専門科目もあり、2年目からはそうした科目を履修して実践的な語学力をいっそう高め、外国語の知識を専門の勉強に生かすこともできます。さらに、各国の協定校などへ有利な条件で在学中に留学する制度もあります(韓国に留学した学生さんのコメントはこちら→)。留学プログラムには、ビジネススクールなど法学部・経済学部・経営学部の学生さんにぴったりのものもあります。また、本学の外国人留学生とも積極的に交流できます。外国語ステップアッププログラムを利用して外国語の単位を一定以上とれば、修了証を発行してもらえます。エキスパート科目で新しい外国語にしっかり取り組んだ学生さんには、2年次以降、外国語ステップアッププログラムを十分に生かして自分にあったカリキュラムを作り出してゆく様々な可能性があるわけです。


Q:週4回、英語以外の外国語を勉強するエキスパート科目は、しんどくはありませんか?それに、英語をとらないのは少し心配なのですが・・・。

A現代の世界では、英語はたいへん役に立ちます。しかし、ほんとうに英語だけでいいでしょうか?地球には英語以外の言語がたくさんあります。そうした世界各地の言語を学ぶことで、みなさんは世界の多様な文化にじかに触れ、視野を広げ、新鮮な発想や異なった視点からの情報を手に入れることもできるでしょう。大学に入ったいまこそ、新しい外国語に挑戦し、英語ではみえない世界へ一歩踏み出すよい機会です。英語がそこそこできる人はたくさんいます。プラス・アルファの語学力はあなたに大きな付加価値をつけ、あなたの将来のキャリアにも大きく貢献するはずです。

 新しい外国語を週4回の授業で学習するのはたしかに「ガンバリ」がいります。でも、そうした時間や努力むだになることはありません。エキスパート科目をやったおかげで、ニュースで見た外国の政治家の談話とか、海外サッカーの実況放送がいくらかわかるようになった、と話してくれた先輩たちもいます。英語が大切なのはいうまでもありません。しかし、みなさんはすでに英語を何年も学んできていますから、自分ひとりでも勉強のしかたがわかるでしょう。また、大学でも「英語教育科目」を選択科目として別個に履修することができます。英語をより強化したければ、エキスパート科目とは別に英語の科目を取って勉強することができるわけです。