Crossroads Forum アーカイブ

2016−04−27
<難民>と<市民>


2016年度最初のCrossroads Forumは、戦争で荒廃したシリアなどからの難民を受け入れているドイツの現状を中心にして、今までにない現実に直面する個々の市民の目線から難民問題にアプローチしたいと思います

【日時】 4月27日(金)1時15分〜

【場所】 3号館 303教室

【プログラム】
報告1.難民問題とドイツの難民受け入れについて
―これまでの経緯と現状―:
ドイツ語専攻 島 憲男

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報告2.ドイツ市民の目線からみた難民問題:
メディア・コミュニケーション専攻 マルテ・ヤスパゼン

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報告3.難民を助ける人・利用する人
する人(関連DVDの紹介):
フランス語専攻 荒井 文雄


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質問とディスカッション


学生のみなさんの声
(参加者のアンケートから)

ニュースなどで少しは知っていたことだが、ドイツ国内のより詳しい状況が理解できてよかったという反応が多くみられました。また、難民受け入れの『賛成・反対』をめぐってドイツ国民内部の対立があること、難民受け入れには第二次世界単線の反省から生まれた、ドイツ国民の人権意識があることを知って、有益だったという感想もありました。

難民受け入れの施設や対応などをめぐる具体的な問題に触れ、またカルチャーギャップなどの問題もあるという、むずかしい現実を知ることができた、というコメントも複数ありました。

さらに、日本における報道や情報流通が必ずしも正確(誠実)でないと感じたという意見もありました。何人もの人が、ドイツに対して日本が難民受け入れに積極的でないことを疑問に感じるという感想を述べていました。