『遊佐馬術』
遊佐幸平(著)
荒木雄豪、高津彦太郎(編)
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遊佐馬術 目次
写真図版
はじめに(木下順二)
編者序
遊佐幸平氏年譜
序に代えて(昭和15年春 緒方竹虎)
改定版刊行の辞(昭和41年2月 遊佐会)
緒言
第1講 フィリス氏とポベローの経歴
ポベローの生立ち
フィリス氏の経歴
ポヴェローの特徴
良馬の相
サラブレッドの創造
第2講 馬術の基礎条件
ポヴェロー病後の回復
狐退癖
日本の馬術家
鞍の位置
乗馬下馬
徒歩作業
乗馬行進開始
常歩
推進力
第3講 拳の妙諦
一歩一歩
脚の教育
鞭
左右が別
頭頚の姿勢
斜横歩と二蹄跡運動
蹄跡を離れよ
数少なく
駈歩
常歩の難しさ
パッサージュ
一つの目的
各種運動の目標
拳
羽化登仙
手綱の持ち方
前進また前進
第4講 進歩しない時が一番の進歩
終末運動
口向き
精進の境地
平衡
8字乗
横歩
伸長常歩
飛節の屈撓
駈歩
第5講 調教の根本的意義
第6講 高等馬術の鍵は馬の収縮
健康状態を知れ
好機を捉えよ
本調教に入る
信地
直行進
拍車の効用
拍車使用の時期
馬の口と収縮
歩様の高揚
パデコール
第7講 運動の沈静と確実性
短縮速歩
舌の矯正
単一教育
サン・ジェルマン・アン・レー
馬術感覚
印象づける
馬齢
場術の醍醐味
運動の確実性
第8講 癖の矯正と懲戒
懲戒
癖
忍耐が肝要
調教の原則
好機を捉う
底口が取れていない
考えて乗る
故障の原因を知れ
一進一退、
馬通と乗手
馬が怒る
踏歩変換
馬術は芸術
攻撃
癖馬
癖馬の実例
抵抗は駐立が原因
蒙古人の調教
馬の弱点を知る
豪州馬の調教
口向きで直す
泡を吹く
習性を知れ
第9講 調教即精神
乗馬の体型は前躯が第一
努力は進歩の母
真のパッサージュ
馬の放縦を許すな
馬の頭の混乱
第10講 駈歩の踏歩変換
馬術の秘訣は飛節の屈撓
狂奔の種
馬の体力を常に考慮せよ
馬の予想を裏切れ
物は八分目
第11講 調教と馬の体力
恐るべき流行性感冒
調教の一退は一進なり
二蹄跡運動の妙味
第12講 スペイン速歩と踏歩変換の美化
ジャンペット
馬の反省自覚を求めよ
不良の姿勢は絶対に看すごすな
脚は馬術の試金石
第13講 信地駈歩と後退駈歩
信地駈歩の要領
最小の扶助で最大の推進力を起こさせるのが要決
扶助の威力は千変万化
馬に好んで扶助を迎えさせよ
真の信地駈歩
沈静は無我
無我は心身一如
第14講 馬の心理
愛撫の好機を逃すな
調教に機械は無い
馬の教育の二大方針
触らぬ神に崇りなし主義は不可
毒をもって毒を制せ
第15講 駈歩踏歩変換の諸相
望蜀は禁物
砂上に楼閣を築くな
変換期の歩度の乱調
1年4カ月間の調教進度
第16講 駈歩の歩毎変換と三脚駈歩
時には小成に甘んじよ
歩毎踏歩変換の原則
信地駈歩の進歩(馬術に無窮の天地あり)
三脚駈歩の調教法
抵抗と懲戒
第17講 馬の独断専行
馬の自発的行為は許すな
馬を常に無雑に導け
スペイン速歩の正体
調教に予定表は作れない
第18講 調教の一進一退
総ては下顎の柔軟に戻れ
速歩の4歩目に入れるスペイン速歩の要点
フィリス氏と拍車
馬体の発育に寄与する調教の成果
中乳歯の脱換
進歩の頓座
第19講 三脚駈歩の修練
拍車に対する絶対服従
脚の責任
三脚駈歩におかしやすい欠点
第20講 古典的馬術
古典的馬術とは
双柱作業
古画の馬術
フィリスの乗馬姿勢
ソーミュール騎兵学校の躍乗
第21講 馬と音楽
スペイン速歩の気勢
公衆供覧馬術の順序
馬と音楽
既調教馬の抵抗
第22講 調教間の異変と対策(その1)
ピルーエットの機微
扶助の寛厳
駈歩踏歩変換の修正
スペイン速歩の矯正
最も恐るべき抵抗
第23講 調教間の異変と対策(その2)
スペイン速歩と飛節の屈撓
拍車の加減
許されない馬の自発的行為
馬体の柔軟は諸進歩の基
駈歩踏歩変換の過誤とその矯正
第24講 後退駈歩と二節空持スペイン速歩
馬の体型と馬術
進歩の潜在
後退駈歩の要領
二節空持スペイン速歩
特殊駈歩の進度階梯
三脚駈歩と二節空持スペイン速歩との混同
ポベローの神技
第25講 修行
〔附〕東西の馬術家と主な著書
索引


Last modified: Fri Aug 1 14:14:36 JST 1997