「樹状整列」要求仕様書

開発の目的

ここで開発する樹状整列は複数の木構造をきれいに整列させて表示するアプリケーション(応用プログラム)である。木構造はグラフを表現するデータ構造の一種であり、ルート(根)から始まって、トランク(幹)となり、ノード(節)を作り、ブランチ(枝)を伸ばして、リーフ(葉)へと至り、まるで木を連想させるようなデータの構造(関係)を表す。このような木構造の集まりを表現したテキストファイル群が用意されているので、それらを読み込み、それぞれの木構造を樹状に美しく整列させ、複数の木構造をきれいに配置して、一つのウィンドウの中に可視化すること、それが開発の目的である。

基本方針

開発に関わるドキュメントおよびプログラムのすべてをHTML文書にしてWebブラウザからアクセス可能にすること。また、アプリケーションのインストールや取り扱いを説明したマニュアルもHTML文書として作成すること。すなわち、この文書からたどれる全文書(このページの最上部にリンクされた全ページ)を完成させなければならない。以下にそれぞれの基本方針を記載する。

基本要件

以下に開発計画書および基本設計書を作成するにあって必要なことを記載する。

開発体制

開発に関わるメンバの一覧を作成し、プロジェクトマネージャ、デザイナ、プログラマ、テスタなどの役割を明確化し、加えて、開発するコンポーネント(部品=クラス)毎に担当者を決めて、それらを開発計画書の中に明記すること。また、仕様適合検査の責任者を立て、次項の開発スケジュールに示されたマイルストーン(目標達成へ向かう過程の一つの段階)ごとに、設計段階から仕様のチェックをクライアント(開発依頼者=青木淳)と共に行うこと。開発にあたって不明なことが生じた場合には、必ずクライアントと協議して事を進めなければならない。

開発スケジュール

開発スケジュールを前項の開発体制と共に開発計画書の中に明記し、着手する前にクライアントの認可を受ける(契約を取り交わす)こと。実際の開発は3月上旬の勉強会までに完了すること。


Copyright 2009-2010 AOKI Atsushi, Updated: 2010/01/05 (Created: 2009/11/11)