前回はCSSの基本的なルールを学びました。
今回の第11回、および第12回は、練習問題を通じてCSSの具体的な使い方を学びます。
教科書を持っている場合は、第3章「スタイルシートを活用しよう」P.47 をあわせて参照してください。
以下の資料を確認しながら、練習問題に取り組んでください。
← ここをクリックしてアクセス
CSSでいろんなデザインが実現できる様子がわかったと思います。
もし余裕があれば、自分でいろいろデザインを試してみましょう。サンプルとして、練習用HTMLファイル reidai.html
と、対応するCSSファイル reidai.css
を掲載しておきますので、自由にデザインしてみてください。
このファイルについては提出する必要はありません。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>電子書籍について</title> <meta name="viewport" content="width=device-width"> <link rel="stylesheet" href="reidai.css" > </head> <body> <!-- 本文ここから --> <h1>電子書籍について</h1> <p>このページでは私が気になるトレンドワードである <b>電子書籍</b> の紹介をします。</p> <h2>電子書籍 とは</h2> <p><b>電子書籍</b>とは紙とインクを利用した印刷物ではなく、文字や図に加えて音声や動画などをデジタル媒体に記録し、ネットワークで流通させた情報を指します。ここではとくに<b>書籍</b>を<b>電子化したものについて紹介</b>します。</p> <p>本来、電子書籍はソフトウェアであるコンテンツのことだけを指しますが、再生用の端末機器 [ <b>電子ブックリーダー</b> ] も重要な要素といえます。</p> <h2>電子書籍の種類</h2> <p>現在流行している 主な電子ブックリーダーには、以下のようなものがあります。</p> <ul> <li><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/2250738051" target="_blank">Amazon Kindle</a></li> <li><a href="https://books.rakuten.co.jp/e-book/" target="_blank">楽天Kobo</a></li> <li><a href="http://www.sharpgalapagos.jp/" target="_blank">シャープ GALAPAGOS(ガラパゴス)</a></li> </ul> <p>また、スマートフォンのアプリケーションとしても電子ブックリーダーが存在するので、例えば Amazon Kindle 用のコンテンツをアンドロイドOSを搭載したスマートフォンで閲覧することも出来ます。</p> <p>電子ブックリーダーで閲覧をするコンテンツは、通常、各電子リーダーごとに専用形式のデータを使用します。<br> しかし多くの電子ブックリーダーはPDF形式などにも対応しているため、自身で作成したデジタルコンテンツをPDF形式で保存し、電子ブックリーダーで閲覧するという使い方もできます。</p> <h2>なぜ電子書籍を使うのか</h2> <p>私の場合、最初は紙の本で読書をしていましたが、次第に<b>読み終わった紙の本がかさばる</b>ことが問題になってきました。小説以外にも漫画本などを所有していますが、部屋のを徐々に読み終わった本が占領していき、次第に部屋のスペースを圧迫している事に気づいたのです。</p> <p>しかも、<b>一度読み終わった本をもう一度読む、ということはほぼ無い</b>ことにも気づきました。本というものは新刊が毎月どんどん発売されます。読みたい本をリストアップしていくと、どんどん増える一方で、減る気配がありません。このままでは死ぬまでに読み切ることは無理であると悟りました。確かに面白い本はもう一度読みたくなりますが、まだ読んでいない本の中に面白い本があるかもしれないと思うと、<b>一度読んだ本をもう一度読むために時間を割くのがもったいない</b>と感じるようになったのです。</p> <p>ということは、本を物理的に所有していることにはあまり意味が無いと感じました。その点、電子書籍であれば、あくまでデジタルデータで端末から消せば全く かさばらない ため、負担になりません。<br> またAmazon等の場合、欲しい本があったり、もう一度読みたくなった場合には、簡単にネットワークからダウンロードすることが出来ます。例えば図書館で借りる場合、本が貸出中であれば返却されるまで待つ必要がありますが、それも必要ないというわけです。</p> <p>手元に本は残りませんが、本を買うよりは安い値段で購入でき、読めさえすればいいと思っている私の場合、電子書籍が最適だという結論に達したのです。</p> <h2>電子書籍の使い勝手</h2> <p>私は Amazon Kindle を使っていますが、 実際に使って見ていくつかのメリットとデメリットに気づきました。</p> <h3>デメリット</h3> <p>まずデメリットですが、電子書籍を読むための端末 <b>電子ブックリーダー が必要</b>であるという点があります。<br> また、充電式の機器なので、<b>充電できていないと読めない</b> という問題が有ります。</p> <p>電子ブックリーダーが必要になるせいで 荷物がひとつ増えるのは邪魔ですが、本よりは重量がかさばらず厚みもないため、バッグなどがあればあまり問題ではないかもしれません。<br> また、Amazon Kindle の場合、スマートフォンのアプリと連動するため、電子ブックリーダーを携行するのを忘れた場合も、スマートフォンで続きを読んで解決する方法があります。</p> <p>充電に関しては、<b>Amazon Kindle の場合は、かなり連続稼働時間が長い</b>ため、あまり問題にはなりませんでした。例えば毎日普通に本を呼んでいて、2週間以上充電する必要が無かったぐらいです。</p> <h3>メリット</h3> <p>メリットは、<b>かさばらない</b>ことの他に<b>読みやすい</b>事があります。<br> Amazon Kindle の場合は、液晶が特殊な設計になっているようで、<b>直射日光下</b>でもはっきり文字を見ることが出来ます。また、私は寝る前に本を読むことが多いのですが、電子ブックリーダーが自ら光っているため<b>暗闇の中でも問題なく読むことが出来ました</b>。<br> また、紙の本の場合、寝る前に読むとき、本を支えるのが疲れるのですが、硬い板状の電子ブックリーダーを支えるのは紙の本よりは楽だと感じました。</p> <p>このようにおおむね問題が解消され、メリットが有るため今では電子書籍を大変愛用しています。</p> <table border="1"> <tr><th>デメリット</th><th>メリット</th></tr> <tr><td>端末が必要<br>充電が必要</td><td>かさばらない・重くない<br>読みやすい</td></tr> </table> <h2>注意すべき問題点</h2> <p>大変便利な電子書籍なのですが、データが手元に残らないため、例えば<b>Amazonがサービス提供を中止した場合、コンテンツが手に入らなくなる</b>という問題が有ります。また、読み終わった本が手元に残らないため、例えば<b>友人に貸すと言ったことが出来ない</b>のが、難点です。</p> <p>また、ネットワークに接続されていないと本をダウンロード出来ないため、旅行などでネットワークの環境が充分でない時にはあらたなコンテンツを手に入れることが苦しいと言えます。(ただしあらかじめ端末にコンテンツをダウンロードし準備しておくことが出来るなら、この問題は回避できます。)</p> <p>そして何よりも恐ろしいのは<b>電子ブックリーダーを紛失・盗難された場合</b>です。<br> 電子ブックリーダーでは、簡単な操作で新たな本が買えるのですが、<b>電子ブックリーダーを盗難されると、第三者に勝手に本を買われてしまう</b>という問題点があります。</p> <p>また、Amazon Kindle の場合、Amazonに私のアカウントでログインした状態で使用するのですが、Amazon内で販売されている他の商品も第三者に勝手に買われてしまったり、Amazonに登録している個人情報が流出したりする可能性があります。</p> <h3>対処法</h3> <p>この問題に対する対策として、Amazon Kindle の場合、購入後に購入を取り消す仕組みが備わっています。<br> また、根本的な対策としては、<b>Amazonアカウントのパスワードを変えてしまう</b> 方法もあります。<br> こうすれば、電子ブックリーダー側からは、パスワードが無効になるため、すべての購入や個人情報の参照ができなくなるはずです。</p> <p>このように対策方法はあるものの、取り扱いに注意を要するということには違いありません。</p> <p>紙の本を扱う場合とはまた違った注意が必要になるということを意識する必要があると思います。</p> <p>以上が私が電子書籍を使ってみて気づいた点です。<br> おすすめですので、ぜひ電子書籍を利用してみてください。</p> <!-- 本文ここまで --> </body> </html>
@charset "UTF-8"; /* CSS スタイルシート */