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第3回 WORDコピーと貼り付け

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今回から文章編集アプリ Microsoft WORD(マイクロソフト・ワード)を中心の課題を行います。

ここではWORD上で「コピー」「切り取り」「貼り付け」を使った操作を演習します。そしてそれらの機能を活用して指定の課題を制作し、提出します。

デジタルでの文章編集を行う際は、コピー等の技術を駆使することで、編集速度と作業の確実性が上がり、効率がアップするのでぜひ活用してください。

教科書がある場合は第3章9「移動とコピー」P.50 も合わせて参照してください。

コピー・切り取り・貼り付け

コピー、切り取り、貼り付け機能を使うと、文章や画像などを別の場所に複製・移動することができ、編集作業が楽になります。

またメールアドレスなど、正確に記入しなくてはならないものを間違いなく写しとることが出来ます。

コピーは、指定したデータを、別の場所に複写できます。
同じ書類内で別の位置に複写したり、あるいは全く別のアプリに複写したりもできます。

コピー
データを別の場所に複製できます。

切り取りも同様ですが、元の位置にあったデータが削除される点が違います。
結果的に、ある場所から別の場所へ移動したのと同じ状況になります。

切り取り
データを別の場所に移動できます。

デジタルデータを効率良く編集する際に、基本テクニックの一つとなりますので、マスターしておきましょう。

操作の流れ

コピー、切り取り、貼り付け操作の流れは、以下のようになります。

  1. 対象の範囲を、マウスでドラッグするなどして「範囲選択」します。
  2. コピー」または「切り取り」を実行します。
    • 指定した範囲のデータが「クリップボード」と呼ばれる一時保存場所に記憶されます。「切り取り」をした場合は、さらに元の情報が削除されます。
  3. 書き込みたい場所をクリックするなどして移動し「貼り付け」を実行します。
    • 「クリップボード」内の情報が、カーソルのある位置に書き込まれます。
    • 「貼り付け」を繰り返すと、何度でも書き込めます。クリップボード内の情報は、新たな内容がコピーまたは切り取りされるまで残ります。

コピー・切り取り・貼り付け操作の流れ

要するに目標の範囲を「範囲選択」してから、「コピー」か「切り取り」かを選ぶと選択範囲の内容が記憶され、「貼り付け」すると記憶した内容が書き込まれるというわけです。

次はさらに具体的な操作方法を解説します。

さまざまな操作方法

コピー、切り取り、貼り付けにはいくつかの操作方法があります。

WORDを起動し、好きな文字を入力して、コピーや貼り付けの実際の挙動を確かめてみると良いでしょう。

Microsoft WORD では =rand() と入力して Enter キーを押すと、てきとうな文章を自動で生成してくれる機能があります。作業用の練習台にすると良いかも。

ここでは3つの方法を紹介していますが、好きなものを選んでください。

その1 専用ボタンを使う

  1. コピーしたい部分を選択します。
  2. 「ホーム」タブ→「コピー」(または「切り取り」)ボタンを押します。
  3. 貼り付けたい場所で「貼り付け」ボタンを押します。

この操作で使用するボタンは、WORDではウインドウの左上にあります。

ウインドウ左上部

「貼り付け」ボタンの下にある「▼」ボタンを押すと、さらにさまざまな貼り付け方を選べます。

貼り付け方を選ぶ

元の文字のデザインが重要な場合は「元の書式を保持」が良いでしょう。ですがデザインが途中で変わると、ちぐはぐな印象を受けるので、そのような場合は「テキストのみ保持」を選ぶと良いでしょう。

その2 右クリックメニューを使う

  1. コピーしたい部分を選択
  2. 選択した部分で「右クリック」→「コピー」(または「切り取り」)を選ぶ
  3. 貼り付けたい場所で「右クリック」→「貼り付け」を選ぶ

この操作は、マウスをあまり動かさなくても作業できるので楽です。疲労がたまりにくいです。

多くのアプリに共通して、右クリックをすれば同様の操作でコピー等を行えることが多いです。

右クリックメニュー
コピーや貼り付けができます

その3 ショートカットキーを使う

  1. コピーしたい部分を選択
    Shiftキーを押しっぱなしで、矢印キー を押しても範囲選択ができます)
  2. Ctrl+C キーを押して コピー、または、Ctrl+X キーを押して 切り取り を実行します。
  3. 貼り付けたい場所で Ctrl+V キーを押して 貼り付け を実行します。

コピー Ctrl キーを押しっぱなしの状態で C キーを一回押す
切り取り Ctrl キーを押しっぱなしの状態で X キーを一回押す
貼り付け Ctrl キーを押しっぱなしの状態で V キーを一回押す

ショートカットキーによる操作をすると楽に素早く操作でき、作業効率アップが見込めます。おすすめです。

修飾キー

Ctrl(コントロール)、Shift(シフト)、Alt(オルト/オルタ)キーは「修飾キー」と呼ばれています。
キーボードによっては Fn(ファンクション)キーや、 Win(ウインドウズ)キーも修飾キーになります。

修飾キー
だいたいキーボードの左下あたりにあります。

これら修飾キーは、他のキーと一緒に押すことで特殊な操作を行える機能を持っています。
つまり「修飾キーを押しっぱなしにしながら、別のキーを1回押す」という操作が基本となります。
Ctrl+C なら、「Ctrlキーを押しっぱなしにしながら、C キーを一回押す」という操作です。

なおMacの場合は、^Ctrl⇑Shift⌥Option⌘Command キーが同様の機能を持っています。

まとめ

まとめると、コピーや切り取りには以下のような操作方法があります。
お好きな操作を選んでください。

専用ボタンを使う 1. コピーしたい部分を選択
2. 「ホーム」タブ→「コピー」または「切り取り」ボタンを押す
3. 貼り付けたい場所で「貼り付け」ボタンを押す
右クリックメニューを使う 1. コピーしたい部分を選択
2. 選択した部分で「右クリック」→「コピー」または「切り取り」を選ぶ
3. 貼り付けたい場所で「右クリック」→「貼り付け」を選ぶ
ショートカットキーを使う 1. コピーしたい部分を選択1)
2. Ctrl+C キーを押して コピー または Ctrl+X キーを押して 切り取り
3. 貼り付けたい場所で Ctrl+V キーを押して 貼り付け

特に3つ目のショートカットキー操作がおすすめです。キーボードを使って超高速で作業できるのはパソコンのメリットの一つです。

でも全部のショートカットは覚えきれないので、まずは頻繁に行う作業をショートカットに置き換えるところから始めると良いでしょう。

パソコンは楽をするための道具です。がんばって楽をしましょう!😁

参考:コピーと貼り付けの練習

コピーや貼り付けを試してみたい場合は、実際に操作してみましょう。もし余裕があればチャレンジしてみてください。

WORDを新規で起動するなどして、以下の文章を入力しましょう。

かもめの水兵さんという歌の歌詞です。繰り返しが多いので、コピーや貼り付けを使って効率よく作業すると楽に入力できるでしょう。1番の歌詞ができあがったら、3回ほど貼り付けを行って2~4番を作り、少し修正すると楽そうですね!

かもめの水兵さん 武内俊子作詞・河村光陽作曲 かもめの水兵さん ならんだ水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波にチャップ チャップ うかんでる かもめの水兵さん かけあし水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波をチャップ チャップ 越えてゆく かもめの水兵さん ずぶぬれ水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波でチャップ チャップ おせんたく かもめの水兵さん なかよし水兵さん 白い帽子 白いシャツ 白い服 波にチャップ チャップ 揺れている

参考:貼り付け時のテクニック

  • クリップボードの内容は「貼り付け」を行った後も残されていますので、何度も「貼り付け」を行えば、同じ内容を複数回貼り付けられます。
  • 何かをクリップボードに記憶している状態で、別の内容をさらに「コピー(切り取り)」すると、クリップボードの内容は新しい情報で上書きされ、以前の内容は失われます。注意してください。(2回続けて「コピー(切り取り)」すると、先に記憶していた内容は失われます)
  • 最近のWindows10や11を使用している場合は、クリップボードに複数の情報を記憶できるようになっています。貼り付け時に Win + V キーを押すと、それ以前に「コピー(切り取り)」していた情報も記憶されており、選んで貼り付けられます。すごい!

元に戻す

操作を間違えたら「元に戻す(Ctrl+Z)」を押すと、操作前の状態に戻ります。失敗したら元に戻してやり直せます。もう失敗は怖くありません!

元に戻すボタン

「元に戻す」のショートカットキー操作「Ctrl+Z」もWORDだけでなく、Windows上のほとんどすべての編集系アプリケーションで利用できます。ぜひ活用してください。

コピー・切り取りの活用

コピー、切り取り、貼り付け機能は、以下のようなシーンで便利に使えるでしょう。

似ているようで漢字が全て異なる名前
間違いやすい情報はコピーで確実に処理しましょう

ただしコピーならではのミスも発生する2)ので、念の為、確認は怠らないようにしましょう。

応用

コピーや切り取りなどの操作は、文章だけでなく、さまざまなものに対して行えます。

画像をコピーする

画像に対してもコピーなどが行えます。

  1. コピーしたい画像の上にマウスカーソルを移動し「右クリック」→「コピー」を選択します。
    画像も「コピー」→「貼り付け」
    「画像のコピー」という表記になっている場合もあります
  2. WORDにカーソルを移動し、貼り付けたい位置で「右クリック」→「貼り付け」を選択します。
    「貼り付け」すれば、WORDなど別のアプリに
    コピーした画像を表示できます

資料に図やグラフなどを入れたいときに便利です。

ファイルもコピーする

またファイルやフォルダも同様にコピーや切り取りの編集ができます。
操作方法もほぼ同じです。

  1. コピーしたいファイルを選択し「右クリック」→「コピー」(Ctrl+C)を選択します。
    右クリックメニューから
    「コピー」を選択します。
  2. 貼り付けたい場所で「右クリック」→「貼り付け」(Ctrl+V)を選択します。

ファイルもコピーできます
もちろん内容も全く同じです

ファイル名に「コピー」という文字が付いているものが、複製されたファイルです。もちろん中身は元のファイルと同じです。

複製品を下地にして編集をしたいとき、大切な書類のバックアップをとっておきたいとき、後から元の状態に戻す必要がありそうなときなどに便利です。

「コピー」の代わりに「切り取り」を使えば、ファイルを別の場所に移動させることもできます。

ぜひ、コピー、切り取り、貼り付けを活用してください。

参考:Windows11でファイルのコピーと貼り付け

Windows11の場合は、コピーや切り取り、貼り付けなどがアイコンになっているので見た目が異なります。
しかし操作の流れは同じです。

Windows11の右クリックメニュー

上の図の赤枠のアイコンで操作します。
左から順に、切り取り/コピー/名前の変更/共有3)/削除4) です。

コピーや切り取りを行った後に、何もない所で右クリックすると、下のようなメニューが開いて貼り付けが行なえます。

Windows11 貼り付け時の右クリックメニュー
赤枠のアイコンを押すと貼り付けができます。

WORDの編集作業

今回の課題では、コピー、切り取り、貼り付け機能を多く使う課題に取り組んでもらいます。

コピー関連の他にも、WORDの編集機能をいくつか使用するので紹介します。

教科書がある場合は第3章10「文章の作成」(P.53) も合わせて参照してください。

てきとうな文章を使って皆さんも操作を試してみてください。
とりあえず「何でもいいから文章が欲しい」という場合は、日本語オフの状態で =rand() と入力して Enter キーを押すと、WORDがそれっぽい文章を生成してくれますので、それを自由に編集しても良いでしょう。

左揃え、中央揃え、右揃え

WORDでは、文章を中央そろえで表示したり、右揃えで表示したりできます。

左揃え・中央揃え・右揃えボタン

以下のように操作します。

  1. 揃えたい場所をクリックして、カーソルを移動させます。(広い範囲を揃えたい場合は、範囲選択します)
  2. 左揃え・中央揃え・右揃えボタンのいずれかをクリックします。
  3. 文字が指定の位置に揃います。

下の例を参考にしてください(動画になっているので「再生▶」のようなボタンを押して確認してください)。

左揃え・中央揃え・右揃え で文章を整える動画

文字揃えボタンに限らず、文字の色を変えたり形を変えたりするWORDのさまざまな機能ボタンは、おおむねこのような手順で操作します。(「範囲を選択」→「特定のボタンをクリック」→「効果が現れる」)

どのボタンがどういう機能なのか知りたい場合は、目的のボタンにマウスカーソルを重ねてしばらく待っているとヘルプメッセージが出ますので、内容を読めば分かるでしょう。ぜひ活用してください。ショートカットキー操作できる場合は、そちらも表示されます。

ヘルプメッセージが現れる様子

ボタンによっては
ショートカットキーの情報も表示されます
覚えていなくても大丈夫

インデントによる文字そろえ

下の図に示した小さなノブ を左右にドラッグすることで、文章の書き出し位置(インデント)を変更できます。
文字の左右位置を調整する際に便利です。

インデント調整ノブ

左端のノブの逆三角形の部分「▽」をマウスでドラッグすると、各段落の一行目の位置を調整できます。段落の先頭文字を1文字ずらす「字下げ」を行うのに便利です。日本語の文章では、段落の一行目を1文字ぶん字下げする様式があるので、そのような様式に整えたい際に便利です。

また、左端のノブの土台部分にあたる四角い部分「□」をマウスでドラッグすると、文章全体の左端の位置(インデント)を調整できます。文章の位置を調整し、レイアウトを整える際に便利です。

インデントの調整

インデントを調整するときは、広い範囲をまとめて範囲選択し、一括で調整すると効率的です。下の例を参考にしてください(動画になっているので「再生▶」のようなボタンを押して確認してください)。

実際にインデントを操作している動画

WORDで文章を編集していると、文字の位置が狂う場合があります。例えば、行の先頭でスペースを入力すると、インデントが自動的に設定され、以降の行で行頭の位置がずれます。そのような時に、上の方法で一括調整すれば、まとめて修正を行えます。

その他、タブを使って文字の位置を揃える方法もあります。
もし余裕があれば参考にしてください。

補足資料: タブによる文字揃え

箇条書き

項目を羅列したい時に便利なのが「箇条書き」機能です。
先頭に黒丸が付く通常の「箇条書き」と、数字が付く「段落番号」の2種類があります。

左から順に、通常の状態、箇条書き、段落番号

買い物リストなど特に順番がないものには「箇条書き」を、操作手順など順番があるものには「段落番号」を使うと良いでしょう。

範囲選択をしてから下の図に示したボタンを押せば、指定範囲を箇条書きにしてくれます。
あらかじめボタンを押しておいてから、文字を入力しても問題なく箇条書きや段落番号を作れます。

箇条書きと段落番号のボタン

Enter キーを押すたびに、新しい項目が自動的に作成されます。段落番号の場合は、自動的に連番を振りながら項目を作成してくれます。

自動的に数字が振られる段落番号の動画

箇条書きをやめたい時は、もう一度、同じボタンを押せば解除できます。

途中改行

箇条書き中は Enter キーを押すたびに新しい項目が自動的に作られますが、そうではなく新しい項目を作らずに、同じ項目の中で改行をしたい時は、Shift + Enter キーを押しましょう。その場で改行できます。

Shift + Enter で改行
箇条書き中に同一項目の中で改行を行えます

なお通常の Enter キーで改行した場所には「改行」マークが付きますが、Shift + Enter で改行した場所には「段落内改行」マークが付いて、見た目で区別が付きます。

さまざまな書式

文字の色や形や大きさなど、見た目のデザインのことをひっくるめて「書式」と言いますが、WORDでは各種ボタンを押すことで書式をさまざまに変更できます。
「ホーム」タブにある「フォント」や、「段落」グループのボタンが書式の変更に役立ちます。

書式を設定するための
さまざまなボタン

大まかに、「フォント」欄にあるボタンが文字に対する設定で、「段落」欄にあるボタンが段落に対する設定です。

文字に対する設定は、文字を選択してからボタンを押しましょう。選択をせずにボタンを押しても効果がありません。下の動画では、実際に文字に対する設定を行っている様子です。あらかじめ対象範囲を選択してから操作していることが分かります。

実際に書式を設定している動画

一方、段落に対する設定は、選択をしなくても、ボタンを押せば現在カーソルがある段落に対して設定できます。もちろん選択をしてはいけないわけではありません。複数の段落を選択すれば、複数の段落に対し、まとめて効率よく設定を行うこともできます。

選択が必要か、必要でないかの見分け方は、次のように覚えておくと分かりやすいでしょう。

各ボタンのさらに詳しい解説は、教科書 第3章 にありますので確認しておいてください。

もし思い通りにいかなくても「元に戻す(Ctrl+Z)」を押せば、前の状態に戻ります。
失敗してもすぐに元に戻せるので、気軽にいろいろな機能を試してみましょう!

課題

以下の練習問題をダウンロードし、文章中に書かれている設問に回答し、moodle(ムードル)に提出してください。

練習問題 syokyu03example.docx  ←ここをクリックしてダウンロード

保存

書類の内容を編集したら、こまめに保存(セーブ)を行ってください。
保存にはいろいろな方法があるので、紹介しておきます。どれでも好きな方法を選んでください。

一度名前をつけて保存をしておくと、次回からは「上書き保存 Ctrl+S」をすれば素早く保存できます。作業の途中でも保存できますので、こまめに保存しましょう。

保存時のファイル名

One Drive 等の場所に 学生番号 氏名 コピー貼り付け.docx というファイル名で保存してください。
例:546789山田太郎 コピー貼り付け.docx

もし名前をつけ間違ったら、WORDを閉じている状態で、対象ファイルを「右クリック」→「名前の変更」で修正できます6)

便利なテクニック

課題内には図形などが多く配置されています。編集の際に便利なテクニックをいくつか紹介しますので、以下の内容を参考にしてください。

課題に回答する際に役立つかもしれない、便利なテクニックをいくつか紹介しておきます。

参考にしてください。

図形を複製する

図形もコピーと貼り付けによって複製できます。

絵の重なりの調整

貼り付けた図形は、基本的に後から貼り付けたものが手前に描画されます。重なり方の調整

しかし手前の画像が邪魔で後ろの図形が見えない場合は、以下の操作で重なり順序を入れ替えられます。いくつかの方法があるので、好きなものを選んでください。

通常、図形はWORD上に入力した文字よりも手前に配置されます。しかし、背景画像などは文字よりも奥に配置したいです。その場合は以下の操作を行うと良いでしょう。

まとめると、WORDにおけるオブジェクトの重なり方は、以下のようになっていると言えます。

s04_47.jpg

文字と各オブジェクトの重なり方

図形の消去

不要な図形を消去する場合は、対象をクリックして選択してから、キーボードの Delete キーを押せば消去できます。

画面の拡大と縮小

細かな作業がしにくい場合は、画面を拡大・縮小して調節すると作業しやすいです。Ctrlキーを押しながらマウスのホイールを転がすと、画面を拡大・縮小できます。

マウスのホイールを転がす

また、横幅の広い画面の場合は、WORDのウィンドウを大きくし、「表示」タブ → 「ズーム」コーナーにある「複数ページ」ボタン を押して複数ページを並べて作業することもできます。

複数ページを表示する様子

元の画面に戻したい場合は「表示」→ズームコーナーにある「1ページ」ボタンを押します。

文章全体の流れを把握するのに便利です。

画面の分割

画面分割は、作業中のウィンドウが2つに別れ、同じ文章の別の場所を同時に見られるモードです。

画面の分割ボタン

同一文章内の2箇所を同時に見られるので、離れた場所同士でコピーを繰り返すような作業の際に便利です。
例えば、第1章の内容を見ながら第3章を執筆する、というような使い方もできます。
今回の課題のコピー・貼り付け作業にも便利でしょう。

画面を分割し、文章の先頭と末尾部分を両方見ている様子

課題提出方法

出来上がったら、学習支援システム moodle(ムードル)に提出します。

提出ファイルの名前は 学生番号 氏名 コピー貼り付け.docx です。

学習支援システム moodle
https://cclms.kyoto-su.ac.jp/

moodleへの課題提出方法が分からない場合は、こちらに詳しい説明がありますので参照してください。
moodleに課題をアップロードする方法

提出期限は来週の授業日いっぱいとします。詳細はmoodleで確認してください。

以上で今回の作業は終了です。おつかれさまでした。

戻る

1)
Shiftキーを押しっぱなしで、矢印キー を押しても範囲選択ができます。
2)
コピー範囲を間違える(1文字足りない!!)、別のものをコピーしてしまうなど、コピーならではのミスもまた起こるものです。コピーは無敵ではありません。
3)
あまり使いません。
4)
ごみ箱に移動します。
5)
F12キーによる保存はWORD、EXCELなど、Office系アプリで共通のショートカットキーです。
6)
WORDで該当書類を開いている最中に名前の変更をしようとすると、エラーが発生して名前変更がキャンセルされてしまいます。 必ずWORDアプリを終了してから名前の変更をしましょう。 WORDがまだ書類を使用中なのに書類の名前が変わってしまうなんて、WORD的にも困ってしまいますから。
7)
「テキストの背面」に複数のオブジェクトを配置した場合は、さらに「テキストの背面」の中で「前面」から「背面」へと重なり合います。