京都産業大学外国語学部では、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・中国語・韓国語・インドネシア語を専門的に学ぶことができます。
西洋では、ハンカチはもともた鼻をかむものである。このことは、西洋語の辞書でハンカチにあたる言葉を引いてみると、しばしば鼻をかむための布と書いてあることからも分かる。「ハンカチで鼻をかむ」という用例が載っている場合もある。
フランス語でハンカチをmouchoirと言うが、これは、「鼻をかむ」と言う意味の動詞se moucherの語幹mouch-に接尾辞に-oirを付けたものである。接尾辞-oirは何かをするための道具を表すので、この語形成からmouchoirの語源的な意味は「鼻をかむのに使うもの」だと分かる。カタロニア語でハンカチを意味するmocadorもmocar(鼻をかむ)と言う言葉から派生している。
以下のようにハンカチが鼻のための布であることを示す言い方をする言語もある。
しかし、最近はティッシュなどの紙で鼻をかむことも増えている。そのため、これらの鼻をかむための紙もハンカチと同じ言葉で指す言語もある。フランス語のmouchoirもティッシュを指すのに使われ、複数形のmouchoirsで画像検索するとティッシュの画像が出てくる。
©平塚徹(京都産業大学 外国語学部)
京都産業大学外国語学部では、英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・イタリア語・ロシア語・中国語・韓国語・インドネシア語を専門的に学ぶことができます。