2013年度経済データ処理実習(山田) レジュメ#6

(C) Katsuhiro Yamada  

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 6.GDPの成長率 − 名目と実質 −


 本日の内容:
GDPデフレータを用いて,最新データで最近年までのGDPの対前年名目成長率対前年実質成長率を計算し,折線グラフで図示します。

 次のサイトを開きます:
 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/files/h23/h23_kaku_top.html

 4. 主要系列表
   (1) 国内総生産(支出側)から
       名目 年度
       デフレーター(連鎖方式) 年度
 を利用します。

 注意:前回と同様,データは各自のディスクに保存しておきましょう。

 次の事柄について理解して下さい:

確認事項
暦年(calendar year)
年度(fiscal year)
名目値(nominal value)
実質値(real value)
GDPデフレータ(GDP deflator)
対前年GDP成長率

説明ファイル



 注意:対前年増加率は,第 t 年の場合は, (X /X t-1)−1 で計算されます。

          (X /X t-1)−1=(X −X t-1)/t-1

GDPの成長率は通常これで表現しますが,正確に言うと,第 t 年の成長率という場合は,
(X t+1/X t)−1 として計算します。

          (X t+1/X t)−1=(X t+1−X t)/t

 シート<原データ>作成方法

  1.図1の黄色の部分をファイル 国内総生産(支出側),名目;年度 および <連鎖方式>,デフレータ;年度から作成します。前回の<形式を選択して貼り付け>を使用します。項目ラベルは名目GDP,GDPデフレーター:連鎖方式(平成17暦年=100)とタイプしましょう。
  

  2.実質GDPを計算します。項目ラベルは,実質GDPとしましょう。 実質=名目/GDPデフレータ×100

図1:シート<原データ>実質GDPの計算 


  3.対前年成長率を計算します。名目GDPの対前年成長率,実質GDPの対前年成長率を計算します。 (X /X t-1)−1

図2:シート<原データ>名目・実質成長率の計算 


 グラフ<GDP名目・実質成長率の推移>作成方法

 1.使用する系列は<年度>,<名目GDP成長率>,<実質GDP成長率>の3つです。
 2.図3のように不連続な範囲指定(A1:A18),(C1:C18),(J1:J18)をし,挿入タブのグラフで<折れ線>をクリックし,2−D折れ線左上を選択します。同じシートにオブジェクトのグラフが作成されます。
 3.自動的にグラフツールが起動し,デザイン,レイアウト,書式タブが出てきます。好みのもの(図4はグラフのレイアウト1で縦軸ラベルを消したものです)を選択します。フォントなどはホームタブで変更します。
 4.グラフの移動で場所をオブジェクトからシートに変更することもできます。

図3:折れ線グラフ

図4:GDP成長率

 課題:固定基準年方式のデフレータを用いると実質成長率はどうなるかグラフを描いてみて下さい。

図5:実質成長率の比較

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