経済データ処理実習

(C) Katsuhiro Yamada  

 エクセルの画面・入力・設定・操作方法

 説明内容:
 この授業でデータ処理をするのに用いる表計算ソフト・エクセルの画面・入力・設定方法
を説明します。なお,ここで使用するバージョンはエクセル2010です。


目次

1.画面の説明
2.入力の説明
3.開発タブの作成
4.ワークシート列名表示の設定
5.クイック・アクセス・ツール・バーの設定
6.拡張子表示の設定
7.形式を選択して貼り付けで行列を入れ替える操作方法
8.不連続な範囲を指定する操作方法


 1.画面の説明


 エクセルを起動して下さい。ディスプレイが次の画面になればOKです。いろいろな名前があります。覚えておきましょう。

バー(bar): タイトル・バー,クイックアクセス・ツール・バー,数式バー,ステ−タス・バー,スクロール・バー
ファイル名: 自動的に Book1 になっています。
アクティブ・セルは C5 ,アクティブ・シートは Sheet1 です。
エクセル2007からリボンができました。リボンは,作業に必要なコマンドをすばやく見つけることができるように
設計されています。コマンドは論理的なグループに整理され,タブごとにまとめられています。各タブは,挿入や
ページ レイアウトなど,操作の種類によって分けられています。表示が煩雑にならないように,一部のタブは必要
なときにだけ表示されます。


 ワーク・シートは,列名 A,B,C・・・(column),行名 1,2,3・・・(row)の「セル(cell)」からなるもので,A1がアクティブ・セル(黒の線で囲まれたセル)のとき,

    CTRL +      最終列(XFD1)に移動
    CTRL +      最終行(XFD1048576)に移動
    CTRL + HOME    A1セルに移動

で1周します。ただし,セルに入力がある場合はひとまとまりの最終行,最終列に移動します。


 2.入力の説明



 各セルには次のものを入力できます:

文字列データ ←数値,日付データと見なされないもの。
          このデータのみ自動的に左詰めで表示される。
          他のデータを文字列データにするには『 ’』を先頭にインプットします。

数値データ ←『0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 + - ( ) ,.* / \ $ % e』
          たとえば, 1e3=1000    1e-2=0.01    0 3/5←(帯分数で表示)
                  \500     -\2500(赤文字で表示)     26%=0.26

日付・時刻データ ←1996/6/30  95-12-05  6/5   H8/5/5
           12:35  18:25:36  8:56:23 PM(pm,am の前にスペースを挿入)

数式,関数 ←常に『 = 』から始まる。
         たとえば,=A1+B1
                =SUM(A1:A9) ←範囲指定 A1:A9
         関数の入力には数式タブを使用すると便利です。
         関数の挿入を使用するには数式バーのアイコン をクリックしてもかまいません。

比較せよ

    a1+b1 ←文字列     +a1+b1 ←関数 
    2+5 ←文字列    +2+5 ←数値  
    +6/8 ←数値      6/8 ←6月8日 

ただし,数字1文字だけは数値になります。 

         2 ←数値


 便利な機能:
CTRL で今日の日付,
CTRL で現在の時刻を入力できます。

 *セル範囲の指定方法:

          ・関数の( )のなかで,指定のセルをアクティブにし マウス左クリック : マウス左クリック
          ・最初の指定のセルをアクティブにし 指定範囲をマウスの左ドラッグで指定 
          ・タイプする

 *セル内容の  @コピー・貼り付け
            A移動
            B削除

   →いくつかの方法があります:
        @ホームタブのクリップボードを利用する。
        Aマウス右クリックし,項目を選択する。
        Bマウス操作でやる。マウスポインタの形に注意。注意:矢印は移動。
        C削除には範囲指定して DEL キーを押す。

   →セル内容を編集するときは,編集文字をマウスの左ドラッグであらかじめ範囲指定しておくと自動的に削除されます。


 *次のように入力して下さい:
     A1←5 (A1セルに5をインプットの意味。以下同様。
     B1←7
     D1←=A1+B1

   →セル D1 が 12 になっていれば正しく入力されています。


 3.開発タブの作成


 この授業ではマクロを用います。表示タブにもマクロがありますが,相対参照を固定的に表示するために,リボンに開発タブを作成しておくと便利です。

 クイック・アクセス・ツールバーのユーザー設定をクリックし,<その他のコマンド>を選択し<リボンのユーザー設定>を選択します:

    [開発]にチェックを入れ,<OK>をクリックします。


 4.ワークシート列名表示の設定



 列名がA,B,C・・・になっていないもの(R1C1参照形式)があるかも知れません。次の手順で直して下さい:(これは重要な設定ですので覚えておきましょう)

 クイック・アクセス・ツールバーのユーザー設定をクリックし,<その他のコマンド>を選択し<数式>を選択します:

   
   R1C1参照形式を使用する(R)のチェックを外し,<OK>をクリックします。



 5.クイック・アクセス・ツール・バーの設定



 
ウィンドウの切り替えボタン表示タブにもありますが,よく使うのでクイック・アクセス・ツール・バーに入れておくと便利です。

 クイック・アクセス・ツールバーのユーザー設定をクリックし,<その他のコマンド>を選択し<クイック・アクセスツールバー>を選択し<表示タブ>を選択し<ウィンドウの切り替え>を探してクリックし<追加(A)>をクリックします。<OK>をクリックすればクイック・アクセス・ツール・バーに入ります。


 6.拡張子表示の設定


 拡張子(たとえば、.xlsx など)が付かない人がいるかもしれません。

 コントロールパネルの<フォルダ オプション>から表示タブを選択:
あるいは
 エクスプローラを立ち上げ,<ツール> →<フォルダ オプション>→表示タブを選択:
メニューバーの表示設定が必要です

  ・ファイルとフォルダの表示の<すべてのファイルとフォルダを表示する>ラジオボタンをクリック

 スクロール・バーを下げます:
  ・<登録されているファイルの拡張子は表示しない>のチェックをはずす

 <適用(A)>をクリックしてください。拡張子が表示されるようになります。


 7.形式を選択して貼り付けで行列を入れ替える操作方法


 コピーする内容を範囲指定しコピーコマンドを実行したものとします。すなわち,クリップボード(メモリーのことです)にデータが格納されているとします。

 officeボタン→新規作成→空白のブックを選択し,<作成>をクリックして、新規作成したブックを出します。

 A1セルをアクティブセルにし,ホームタグ→貼り付け選択→形式を選択して貼り付け→貼り付け欄のラジオボタン「」を選択,行列を入れ替えるにチェックを入れ,<OK>をクリックします。

形式を選択して貼り付け・ダイアログ

 注意:異なるbookに貼り付ける場合は, officeボタン→新規作成→空白のブックをクリックして、新規作成したブックを出します。この操作をせず,新たにエクセルを起動した人は上の操作に進めず,<形式を選択して貼り付け>ができないかも知れません。エクセルの設計ミスと考えられます。


 8.不連続な範囲を指定する操作方法


 <Ctrl>キーを押しながら範囲指定をします。

 不連続な2つの範囲(A1:E12)(H1:H12)を範囲指定すると次のようになります:



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