プログラムの設定

1、鳥は最大100羽、生存できる。

2、初期集団として以下の情報をもつ鳥を50羽、生成する。

    ◎遺伝情報として

     ・尻尾の長さ              (1〜10)
     ・尻尾の長さに対する好み (1〜10)
     ・栄養獲得能力           (1〜10)

     ・鳥の性別
       	 				
     ※尻尾の長さ,尻尾の長さに対する好みは性別に関係なく
       遺伝情報に含まれる。

    ◎初期値として
      ・鳥の年齢              (1〜10)
      ・鳥の体重              (栄養獲得能力と同じ)
       (これらの情報はすべて乱数により決まるものとする)
      ・実際の尻尾の長さ      (式:尻尾の長さ*栄養獲得能力/10)
                                                        
3、鳥の成長について

     ・鳥の成長は1年単位で考えることとする。

     ・鳥の体重は総エサ量を個々の鳥の栄養獲得能力に基づき
       分配したものを現在の体重に足す。
     ・毎年すべての鳥の体重から2を引く。
     ・体重の最高は10とする。

     ・オスの尻尾の成長について



     ・メスの尻尾の長さは無視する。

4、鳥の死について

     ・寿命 … 15年
     ・衰弱死 … 体重が0になる
     ・外敵による死
          オスは殺される確率が尻尾に正比例して高くなる。
          メスは殺される確率が同じである。

5、新しい生命の誕生
 
     ・体重5以上のメスは交尾できる。
     ・メスは1年につき1羽のオスと必ず出会う。
     ・メスの好み(オスの尻尾の長さに対する好み)が
       オスの実際の尻尾の長さに近ければ交尾する。

     ・子供の遺伝的情報
      (尻尾の好み,尻尾の長さ,栄養獲得能力,性別)
       は基本的に親(オス,メス)の各遺伝情報のどちらかを遺伝させる。
       産まれた際,年齢は0、体重は1、雄の場合、尻尾の長さは1、とする。
  

6、突然変異について

     ・突然変異とは、親から子に遺伝情報を伝える時に
       複写エラーが起こることである。
     ・突然変異はある一定の確率で起こる。

7、3、〜6、を繰り返す。

次のページへ