お鈴「先生! 報告の準備進んでます? はい、ジャワティーです」 若松「ありがとう。お鈴ちゃんが、女神さまのように見えてきたよ」 お鈴「それは、○ワティでしょ(笑)。ところで、ホームページ作ってる 余裕あるんですか?」 若松「全然ない^^;)。でも、もしかすると期待している人がいるかと思っ て......」 お鈴「しょうがないですね。じゃあ、あたしが代わりに」 若松「お鈴ちゃん、ありがとう」(;_;)(感涙) お鈴「歌います」 若松「おぃおぃ」 お鈴「冗談です(笑)。とりあえず、前々回(3月20日。準備報告)・ 前回(6月12日。中間報告)の発表のレジュメの項目だけ、あげ ておきますね」 若松「よろしくね」 お鈴「先生。がんばってください。レジュメの締切は19日(金)。報告 本番は27日(土)午後で、時間は30分、場所は大阪教育大学附 属天王寺中・高等学校の小講堂。8月末が報告原稿の締切です」 若松「ありがとう、お鈴ちゃん。いいマネージャーがいて、助かったよ」 お鈴「えっ? あたしってマネージャーだったんですか?」 若松「そういえば......お鈴ちゃんって何者?」 お鈴「それはひみつです」(笑) 若松「まあいいか。突然だが、ここで一句、今の心境を詠むぞ。 がけっぷち なんとかなるさ がんばれば」 お鈴「先生! 季語がありません」 若松「うっ」(絶句)
お鈴「では、前々回・前回の発表のレジュメの項目、関連文献などをあげ ておきます。当日は大きく変わっていると思います。期待して(^^) ください」 若松「プレッシャー^^;)......」
大阪歴史学会創設50周年記念シンポ中間報告 1998.6.12 鎖国制下の長崎貿易と大坂 若 松 正 志(;_;) はじめに (1)シンポ実行委員会からの依頼 (2)従来の近世大坂像 a.幕藩制の中央市場。 b.地域論:先進的経済。支配体制。民衆運動論。 c.国際都市:貿易品の流通(銅・薬種)(・あるいは蘭学) (3)報告のねらい (4)長崎貿易における主要な輸出入品・課題の時期的変化
1輸入貿易と大坂 (1)朱印船貿易家(商人)の居住地 (2)長崎貿易制度の変遷と大坂 a.輸入貿易の構造 b.長崎貿易輸入品購入商人の選定について 糸割符 市法貨物商法 貞享令 長崎会所の設立 小括 (3)流通・加工について a.生糸について b.薬種について c.流通業者について (4)消費都市大坂 (5)貿易利潤をめぐる問題
2輸出貿易と大坂 (1)銅 a.銅貿易の構造 b.近年の研究動向 c.明和の銅座 (2)俵物(煎海鼠・干鮑・鱶鰭) a.長崎俵物貿易=「追御定高」貿易の成立 b.長崎俵物一手請方制。 c.長崎会所直仕入制
おわりに 長崎会所と銅座の関係
主要関連文献(一部) ・宮本又次他『日本貿易人の系譜』(有斐閣、1980) ・中田易直『近世対外関係史の研究』(吉川弘文館、1984) ・『長崎県史』対外交渉編(吉川弘文館、1986) ・中村質『近世長崎貿易史の研究』(吉川弘文館、1988) ・太田勝也『鎖国時代長崎貿易史の研究』(思文閣出版、1992) ・木崎弘美「糸割符制度成立の意義」(『日本史研究』408、1996) ・木崎弘美「堺市法貨物商人の実態について」(『中央史学』10、1987)、 ・木崎弘美「市法貨物商人の研究―大坂を事例として―」 (『洋学史研究』4、1987) ・今井修平「江戸中期における唐薬種の流通構造―幕藩制的流通構造の 典型として―」(『日本史研究』169、1976) ・山脇悌二郎『近世日中貿易史の研究』(吉川弘文館、1960) ・石田千尋「近世における毛織物輸入について」 (『日蘭学会会誌』19-2、1995) ・永積洋子「大坂銅座」(地方史研究協議会編『日本産業史大系』6 <近畿地方篇>東京大学出版会、1960) ・鈴木康子「近世銅貿易の数量的考察−オランダ東インド会社の日本銅 輸出−」(『中央大学大学院研究年報』15-IV文学研究科篇、1986) ・岩崎義則「近世銅統制策に関する一考察−明和銅座設立期を中心に−」 (『九州史学』112、1995) ・今井典子「近世中期の地売銅について」(『日本歴史』480、1988) ・小川国治『江戸幕府輸出海産物の研究』(吉川弘文館、1973)。 ・賀川隆行「文政・天保期の大坂銅座の財政構造」 (『三井文庫論叢』16、1982) ・若松正志「近世前期における長崎町人と貿易」 (渡辺信夫編『近世日本の都市と交通』河出書房新社、1992) ・若松正志「近世中期における貿易都市長崎の特質」 (『日本史研究』415、1997) ・若松正志「唐人参座の設立について」 (『京都産業大学日本文化研究所紀要』2、1997) ・若松正志「仙台藩領における長崎俵物の生産・集荷」 (渡辺信夫編『近世の民衆生活と地域社会』河出書房新社、1995)
大阪歴史学会50周年記念シンポ準備報告1 1998.3.20 鎖国制下の長崎貿易と大坂 若 松 正 志(^^;) はじめに―課題の設定― (1)近世の大坂 (2)先行研究 (3)報告者の視点
1「鎖国」と大坂・堺 (1)朱印船貿易 (2)糸割符
2鎖国制下の長崎輸入品と大坂商人 (1)長崎貿易の変遷と商人の組織化、商人の利潤の抑制 a.糸割符仕法 b.相対貿易仕法 c.市法貨物商法 d.御定高貿易 e.長崎会所貿易 f.正徳新例 (2)貿易商人の存在形態と利潤 (3)輸入品をめぐる諸問題 a.白糸・絹織物 b.薬種 c.商人
3鎖国制下の長崎輸出品と大坂・大坂商人 (1)長崎貿易における輸出の構造 (2)銅 (3)海産物 a.長崎俵物一手請方問屋 b.長崎会所直仕入制
結びにかえて (1)鎖国制下の長崎貿易における大坂の位置 (2)今後の方向性
主要参考文献:略