・ウイスキーの巻

English page is here!

このページでは、サントリー山崎蒸溜所の工場見学と、そこで
製造されているウイスキー、山崎12年と、響の紹介をします。


最初に、ウイスキーの紹介をします。

ここサントリー山崎蒸溜所では、色々なモルトウイスキーを作っています。その中でも、山崎12年と響について説明したいと思います。

・山崎12年: このウイスキーは、ここ山崎で造られたピュアモルトと、山崎の天然水から醸造されている。飲み口はやや辛口です。個人的には、ロックでは飲めないです。



・響:こちらも、山崎で造られたピュアモルトから醸造されています。口あたりも良く、非常に飲みやすいですが、飲みすぎには注意しましょう。


次に、工場見学のレポートを紹介します。

所在地:大阪府三島郡島本町大字山崎1023ー1
電話番号:075-962-1423
JR山崎駅から、西へ徒歩約10分

*工場見学する際には、事前に電話予約が必要です。なお、この工場では、日曜日には、製造してないそうです。製造しているとこを見たい人は、平日にいきましょう!!



まず、ウイスキー工場に着いたら、受け付けをすまし、パンフレットをもらってから、時間が来るまで待合所でサントリーの歴史を勉強しましょう。時間になると、係の人が来て工場見学がスタートします。では、一緒にウイスキー工場を見学しましょう。

最初に、麦芽(モルト)造りを見学しましょう。ここでは、大麦に水を吸わせて発芽させ、根が出て糖化酵素が十分に生成されたところで、ピートといわれるウイスキーの香りの素を焚いて乾燥させ、発芽を止めます。

次に、仕込みと言われるもので、粉砕した麦芽を、温水とともに仕込み槽に入れます。そうすると、麦芽はお湯に溶け、糖化酵素のはたらきで大麦麦芽のデンプンがブドウ糖に変わり、甘い麦のジュヘ[ス、麦汁が得られます。この時点では、まだアルコールは、含まれていません。

その次には、さきほどの麦汁をろ過して、発酵槽に入れます。この工程はウイスキーの骨格を決める重要な工程です。山崎蒸留所では、サントリーが保有する3000種の酵母から、純粋培養酵母を各種選び抜き、木桶と、ステンレス製2種、計3種の発酵槽で、さまざまなタイプのモルトウイスキーを造り分けているそうです。

次の工程では、発酵の終わったモロミ単式蒸溜器にかッて蒸溜します。蒸留は2度行われ、1度目は初溜、2度目を再溜と言います。2度目の蒸溜液の初めの部分と終わりの部分をカットして、真ん中の良い部分だけをウイスキーとして取り出し、樽に詰めます。

最後に、樽に詰められたウイスキーを見ることが出来ます。色々な年代のウイスキーがあり、もちろん今年造られたウイスキーもあります。この工場見学の後には、ここ山崎蒸溜所で造られたウイスキーを試飲できます。

京都酒物語のホームページへ!