HTMLにおける色の表現

HTMLでは特別な書き方で色を表現します。

色指定について

色の表現方法には2つの方法があります。
それは、[ カラーネーム ] で指定する方法と [ カラーコード ] で表現する方法です。

■ [ カラーネーム ] (色名)で表現する
HTMLでは基本的な色を、色の名前で表現することが出来ます。
HTML4.01では、以下の16色が定義されています。
#000000 black #008000 green
#c0c0c0 silver #00ff00 lime
#808080 gray #808000 olive
#ffffff white #ffff00 yellow
#800000 maroon #000080 navy
#ff0000 red #0000ff blue
#800080 purple #008080 teal
#ff00ff fuchsia #00ffff aqua
現在は拡張され、さらに多くのカラーネームが利用できます。
その他のカラーネームについてはこちらなどを参考にしてください。
HTMLクイックリファレンス(WEBカラーリファレンス) http://www.htmq.com/color/colorname.shtml

■ [ カラーコード ] で表現する
カラーネームで表現できる色の数は限られていますが、
カラーコードを使うと コンピュータで発色できる全ての色を表現できます。
より厳密な調整ができ、微妙な色合いを作る際に便利です。

カラーコードでは # 記号に続けて、16進数の数値6桁で表します。
(カラーコードの例) #0066AA #44AAFF
(文字の色を指定する例) <font color="#FF0000"> サンプルテキスト</font>

カラーコードの6桁は、数値2桁 が3組 合わさっていると考えてください。
2桁ずつが R G B 赤Red , 緑Green , 青Blue ) 3色の色の強さを表します。

16進数とは、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B,C,D,E,F の16個の記号を使って数値を表す方法です。
10進数の数え方と、16進数の数え方の対応は、以下のとおりです。
10進数
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
...
16進数
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
A
B
C
D
E
F
10
11
...

2桁の16進数で色を表す場合、00 が最も暗く、FF が最も明るい値 となります。
00 < 11 < 22 ・・・ 99 < AA < BB < CC < DD < EE < FF
の順に強くなると考えるとわかりやすいです。

(例) #0066AA の場合、 赤が00  緑が66  青がAA  の強さを持つということです。

Red Green Blue の3色を混ぜると何色になるかは 光の3原色(加法混合) のルールにしたがって決まります。
光の三原色
たとえば #FFFF00 の場合、赤 と 緑 がもっとも強く(FF)、青 は全くない(00) ので、赤と緑を混ぜた黄色(Yellow)になります。
全ての値が最小となる#000000 は黒色(Black)で、最大となる #FFFFFF は 白色(White)です。

(カラーコードで表される色の例)
#FF0000
#FFFFFF
#00FF00
灰色
#888888
#0000FF
#000000
 
#FFFF00
#FF00FF
水色
#00FFFF
#FF8800

数字を調整することで、約1677万パターンの色合いを作り出すことが出来ます。

入力したカラーコードが実際にどんな色になるかは、 色シミュレーター のページで確認できます。 参考にしてください。