このクラスでは、「ゼミ報告」「レポート」「普段のちょっと進んだ学習」のための能力を、「参加者全員」が身につけることを目指します。
ゼミ報告やレポートと して、民法の最高裁判決の1つについて「学説・判例を検討しなさい」という課題が出されたとの設定で、何をどうすれば平均水準以上の(=悪くても「良」評価 がもらえる)内容に仕上げられるかを、じっくり追求します。 授業では、各回のテーマについて、(1) 各人に下書きしてもらい、 (2) 一部の人に報告してもらう、というかたちで進めます。下の「授業計画」では「読む」が目立ちますが、実は(2)(3)のなかで「書く」「話す」も当然に求められます。また授業終盤のレポートを「書く」では、まず提出 →添削してコメントをつけて返却 →それをふまえて次の課題を提出 →コメントをつけて返却、というやり取りをします。
9月30日 ガイダンス:目的と進め方 春学期の学習で戸惑った点を知る 10月7日 調べる:情報検索実習(図書館) 10月14日 使う:六法、教科書 仮想ケースを解決する 10月21日 読む(1):教科書 法律的日本語に慣れる 10月28日 読む(2):法律(条文) 契約条項を作成する 11月4日 読む(3):判例 ケースの事実関係を整理する 11月11日 読む(4):判例 最高裁判決を理解する(1) 11月18日 読む(5):判例 最高裁判決を理解する(2) 11月25日 読む(6):学説 判例百選の解説を理解する 12月2日 調べる:学説 学説を検索して比較する 12月9日 書く(1):レポート 判例や学説に疑問をもつ 12月16日 書く(2):レポート 根拠をもって意見を示す 1月13日 書く(3)&レジュメを作る:レポート 判例を紹介する部分 1月20日 報告する:レポート 学説と私見の部分