APSについて



APS(アドバンスド・フォトシステム)とはなにか
・今年の4月22日、従来の銀塩フィルムを使った新しい写真システムが世界を代表する感材・カメラメーカー5社(イーストマン・コダック、富士写真フィルム、キヤノン、ニコン、ミノルタ)によって発表されました。この新しい写真システムが「APS」(アドバンスド・フォト・システム)です。また、この規格を中心となって規格・制定した5社を、特にSDC(システム開発企業)と呼んでいます。このSDCの呼びかけのもとに、世界のカメラ、感材、用品(アクセサリー)メーカーなど約50社がSDCとの間にライセンス契約を結び、新しい写真システムの育成・拡大に参加しています。
APS開発五社のホームページ
富士フィルム: 現在ミノルタと並び、最もAPSに力を入れている。そのためか、他社のホームページと比べものにならないほどAPSを細かく説明してあり、また質問をe-mailですることもできる。ホームページの構成や色使いに特色があり、アップデートも頻繁に行われている。一見の価値あり。
キヤノン:こちらも意外な程(?)に、APSを丁寧に説明してある。APS発表と同時に出した「IXY」は、他社が出したAPS対応カメラと比較にならないほど個性的で斬新的だった。いまだに、IXYを超えるようなAPS対応カメラは出てきていない。
日本コダック:さすがにAPSを提唱しただけあって、APS関連の情報は充実している。しかし富士と比べると質問がe-mailでできない、ホームページのアップロードがそれほど頻繁ではない、などの問題点がある。またAPS対応のカメラをあまり出していないなど、いまいて不満が残る。今後に期待。
ミノルタ:ミノルタも他社にさきがけてAPSシステム対応一眼レフカメラを出すなど、APSには大変力をいれている。近ごろでは、従来のVECTIS(ベクティス)シリーズに加えて、Angel(エンジェル)シリーズも ラインナップに加わった。またホームページ上から製品のカタログを請求でき、大変便利。実際に申し込んだところ、約1週間で届いた。しかし、APSについての説明にたどり着くまでがめんどくさい、ホームページ自体が重い、など改善して欲しい点も見られる。
ニコン:コンパクトカメラよりも一眼レフカメラの印象が強いニコンだが、APSにおいてはコンパクトカメラ のほうに重きをおいているようである。もちろんAPS対応の一眼レフカメラも出している。ホームページは ごく普通だが、APS対応カメラも35@カメラも一緒に載せてしまっているので、少し分かりずらい。



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