はじめに

教員自己紹介

本演習では1クラスを2名の教員が担当する。担当教員の顔と名前を覚えよう。

この演習の内容に限らず、大学での学びや生活などについても気軽に相談して欲しい。本演習の時間外であれば、各教員がオフィスアワーとして設定している時間帯に訪問してもよいし、後ほど説明する電子メールで相談してもよいだろう。オフィスアワー以外の時間帯にいきなり訪問しても教員の手が空いていれば応対可能であろうが、できる限り事前に直接話したり電子メールでやりとりするなどして時間を取ってもらう約束をしておく(アポイントメント apointment を取る)のがよい。

※ オフィスアワー:学生の質問や相談を受けるために在室している時間帯。いつに設定されているかは教員に直接聞くか、情報理工学部事務室で問い合わせてください。

TA・補助員自己紹介

教員以外に授業をサポートしてくれるのがTA(Teaching Assistant)・補助員である。君たちの先輩なので気軽に質問・相談しよう。

学生自己紹介

自己紹介をしよう。

ステップ1 (5分間)

A4用紙を図のように4つに折り、上から

をボールペンで記入しよう(ボールペンがなければできるだけ濃い字で)。

ステップ2 (10分間)

次に、この紙を持って教室中を移動しながら、2人1組で自己紹介をしよう。制限時間内にできるだけ多くの人と自己紹介しよう。

名札の掲示

今作成した紙を、本演習の名札として使用する。お互いに名前を覚えていけるように、演習中は名札を出しておこう。

本演習の目的

大学で専門知識を学ぶために必要となるコンピュータの基礎的操作およびプログラミングの基礎を習得する。

専門知識とは:特殊能力(スキル)、飯の種。社会における貴方の価値の一つ。

コンピュータの基礎的操作とは:いわゆるパソコンの操作+コマンドなどの専門家的な操作方法 (コンピュータの基礎知識を含む)

プログラミングの基礎とは:ごく基本的なプログラムの作成方法とプログラムの基本要素(基本的な制御構造、変数など)

卒業後社会に出て、代替不可能な人材として仕事をしていくための有効な手段の一つは専門知識を得ることであり、本学部の学びはそれを意図している。そのための基礎となる知識を本演習でしっかりと身につけること。

本演習の目標

必修科目であるので、内容をすべて理解することが目標。

と言っても本演習で扱う内容はそれほど難しいものではないので安心してほしい。既に独学などでこの程度のことは知っているという場合もあるだろう。意外に知らなかったこともあるだろうから一応は注意しながら聞いて手を動かすのがよいが、十分知っていることである場合は自らより進んだ勉強をしていってほしい。また、周囲で困っている人に教えて上げてほしい。人に教えると自分の勉強にもなる。

本演習の8つの掟

  1. 必ず全回出席すること。遅刻もしないように。
  2. 手を動かすこと。
  3. 失敗してもめげないこと。
  4. わからないことを放置しないこと。遠慮無く質問すること。
  5. 課題は必ず提出すること。指示された予習を必ず行うこと。
  6. 帽子は取ること。
  7. スマートフォン等は鞄にしまって使用しないこと。
  8. 授業と無関係な行為は慎むこと。

掟について補足説明

  1. 授業内容は積み重ねなので断片的に欠けると後が理解できない。当然のことながら病気などやむを得ない事情の場合は仕方がないが、そのような場合は必ず欠席した回の内容を演習資料等を活用して自分で学習しておくこと。疑問点があれば遠慮なく質問すること。
  2. 本演習の内容は話を聞いているだけでは役に立つ知識にならない。考える前に手を動かせ、とまでは言わないが、手を動かさずに覚えようとしてはいけない。なお、まったく考えないのもダメ。
  3. 初めて習うことがちゃんとできないのは当たり前である。失敗するほど上達することを肝に銘ぜよ。
  4. 質問することを恥ずかしがってはいけない。初めて習ったことが全部すぐに理解できる方がおかしい。知ったかぶりをして質問しない方が恥ずかしいことである。
  5. 予習・復習は義務である。
  6. 相手の話を聞く際の最低限のマナーである。帽子は端的な例であるが、他にもマナーとして最低限のことは守ろう。なお、帽子を外せない特別の事情があるのならば申し出ること。
  7. これもマナーである。オンとオフの切り替えはちゃんとしよう。
  8. さらにマナーである。授業内容が十分知っていることの場合でも極力関係のあることをするように。

もう少し注意事項