4月2日(土)一般公開
こんにちは、研究員の中道です。新年度になりました。学内の桜はおよそ七分咲きになっています。
本日は入学式も行われていて、キャンパス内が華やかです。新しい学校や新しい職場で新たな一歩を踏み出された皆様、おめでとうございます!
現在、神山天文台は、入学式特別開館の施設見学を行っております。昼間に桜のキャンパスを散策されたい方も、どうぞご来館ください。
夜間は19時から21時まで(入館は20時30分まで)、晴れたら天体観望会、曇天の場合は3D上映と施設見学を行います。今はまだ曇っておりますが、天候が回復することを祈っております。
4月は、木星が観望シーズンを迎えています。先週は快晴でしたので、木星と4個のガリレオ衛星がよく見えました。この他に、赤色巨星ベテルギウス(オリオン座)、オリオン大星雲とトラぺジウム(4個の赤ちゃん星)、二重星カストル(ふたご座)、散開星団M37(ぎょしゃ座)、球状星団M3(りょうけん座)、惑星状星雲NGC2392 エスキモー星雲(ふたご座)などを荒木望遠鏡(口径130cm反射望遠用)で観望しました。
玄関前の小型望遠鏡は、神山天文台サポートチームの学生達に完全に任せています。主に1,2回生達が木星や二重星などをいろいろと導入し、地下の3D映像は1回生達が交代で上映してくれました。若い感性のフレッシュな解説は、お笑い系、真面目系、ギリシャ神話の星座物語系、と学生の個性によっていろいろなバリエーションをお楽しみいただけます。
なお、夜間の天体観望会では冷え込みますので、暖かい服装でお越しくださいませ。
4月と5月は、全ての土曜日に一般公開を行う予定です。
本日から配布する新しい星空案内チラシには、新連載「よくある質問」と、天体観望会で月が観望できる日とその形を図示したカレンダーや4コマ漫画も始めました。
皆様のご来館をお待ちしております。