2014年度経済データ処理実習 レジュメ#9

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 9.マネーストック


 本日の内容:日本銀行のサイトにある(参考)マネーサプライ統計から、M1、M2+CD、M3+CD(新ベース)の1955年1月からの月別末残高の推移をグラフに描いて下さい(なお、外国銀行在日支店等を含まないベース(1999年3月まで)に代わって、含むベースで1998年4月から公表されていますので、1998年4月からは含むベースに変更してグラフに描いて下さい。)。
 ところで、ゆうちょ銀行発足に伴い、従来のマネーサプライ統計(2008年4月まで)はマネーストック統計に変更されました。通貨の定義が変更されましたが、データ処理の観点からここでは大量のデータのあるマネーサプライ統計のデータを使用します:

cdab0020.csv マネーサプライ(外国銀行在日支店等を含むベース)1998−2008
cdab0030.csv マネーサプライ(外国銀行在日支店等を含まないベース)1955−1999

注意:csvファイルとはComma Separeted Valueで記録されたファイルという意味です。

 また、現金通貨の流通枚数1983年4月からの推移を示すグラフも描いて下さい。流通枚数であることに注意して下さい。

cdab0010.csv 現金通貨流通高

 時間的に余裕があり、最新のデータを得たい人のみ:下記の注意に記載されている日銀の時系列統計データ検索サイトをクリックし、次の要領で現金通貨流通高の最新データをダウンロードして下さい:
 ・通貨関連(MA)をクリック
 ・メニュー検索をクリック
 ・通貨流通高を選択し、<展開>ボタンを押す
 ・(1)種類別流通高を選択し、<展開>ボタンを押す
 ・<全選択>ボタンを押し、<決定>ボタンを押す
 抽出条件が出てきますから、2.抽出期間の四角に<1971>からのみをタイプし、下にある<抽出>ボタンを押します。
 ・抽出結果が出てきたら、ラジオボタン<詳細ヘッダー>を選択し、他はそのままにして<ダウンロード>ボタンを押します。
 ・ダウンロードで、 ファイル nme_R031.xxxxx.201xxxxxxxxxxxx.01.csv  をクリックし適切なところに<名前を付けて保存>して下さい。
                          

まず、通貨とは何か、通貨の機能、通貨の定義を理解して下さい。
平均残高、末残高、M1、M2+CD、M3+CD、日本銀行券、コイン

注意:日銀の統計データは2008年からデータベース方式に切り替わりました。
最新のデータはデータベース
時系列統計データ検索サイト
から引き出して下さい。

本日は、次の注意を守って各自の工夫で以下の2つのグラフを描いて下さい:

  1. 3つのcsvファイルを認識できる場所に保存して下さい。
  2. csvファイルはエクセルでそのまま読み込めます。しかしどういうものかを知るために、メモ帳で読んでみましょう。
  3. さらに、一歩踏み込んでメモ帳で読み込むテキストファイル(拡張子が txt のファイル)をエクセルで読み込んでみましょう。そのために拡張子を csv txt に変更します。cdab0020.csv → cdab0020.txt

    拡張子が出ない人のために

    • 次のいずれかの方法で可能です:
      1. officeボタン→開く→ファイルの種類(すべてのファイル(*.*)指定)として上述のテキストファイルを読み込み、開きます。
      2. データタブを開き、外部データの取り込みから<テキストファイル>をクリックし、上述のテキストファイルを取り込み、開きます。  
       テキストファイルウィザードが起動します。元々csvファイルですから、<カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ>を選択し、<次へ>をクリックします。

 
  1. テキストファイルウィザード2/3 では<カンマ>にチェックを入れて下さい。 3/3では<完了>をクリックするだけでよいでしょう。csvファイルをそのまま読み込んだものと同じものが出来るはずです。
  2. 原データの日付列を範囲指定し、編集→置換<>→<>ですべて置換えて、セルの書式設定で<表示形式→日付→1997年3月>に変更しておくとエクセルは日付と認識します。なお、以下に作成したグラフの場合は日付に変換していません。
  3. 不要な行や列は削除しデータを見やすくしておきましょう。我々が必要とする系列は<(2)末残高>であることに注意して下さい。
  4. 作成したデータは次回も使用します。 06money-supply.xls とでもして保存しておきましょう。 

 コメント1:バブル崩壊でM+CDは頭打ちですが、Mは着実に増加しています。しかし、量的緩和でMは極端に増加しています。 

 コメント2:季節変動があるのが見て取れます。
 

 コメント1:1円玉が枚数で一番多く供給されています。

 コメント2:季節変動があるのが見て取れます。

 コメント3:図は1971年から描かれていますが、2000円札を除いてデータが全部揃うのは1983年からです。